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2022年年末/2023年始の営業・休業について

2022年12月吉日

お客様各位 / 取引先様各位   いつも大変お世話になっております。2022年末から2023年年始の弊社営業について、以下のようにご案内申し上げます。  

【年内最終営業日】2022年12月29日(水)

【休業】2022年12月30日~2023年1月4日

営業2023年1月5日より通常営業 

【e-mail/FAXお問合わせ/webでのご注文】

常時受付致します。返信のみ2023年1月5日以降になります。  

【電話問合せ】

2022年12月30日-2023年1月4日の間、お休みさせて頂きます。

【図面制作・修理・生産】

年末年始にご依頼頂きました図面制作・修理・生産につきましては、1/5以降順次対応させて頂きます。

Philip College Ring楽天ショップ


年末年始とも通常営業。問合せ対応・受注処理のみ2022年12月30日~2022年1月3日の間、休止。2023年1月4日より問合せへのご返信、ご注文への対応を随時致します。

  尚、取引先様で年末年始に営業されている小売店様におきましては緊急連絡先(渕上携帯)にご連絡下されば、上記代表電話休止期間でも対応致します。(移動中など出れない場合は必ず折り返し致します) 上記の件、何卒宜しくお願い申し上げます。

Philip College Ring:有限会社フィリップカレッジリング

info@philip-collegering.com

Phone 0475-42-3336  

FREE CALL:0800-600-1178

Fax 050-3145-8080

フィリップ カレッジリング

価格改定について

2022年3月吉日

各位殿

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。皆様におかれましては平素より書く別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

Philip College Ringでは、昨今の市場環境を鑑み、以下のように商品・サービス価格の改定を実施させて頂きます。

実施時期: 2022年3月下旬

改定の概要:
① コロナ禍とウクライナ紛争の影響で金価格が急騰しております。しばらくの間、ゴールド商品につきましてはご注文時の都度お見積とさせて頂きます。

②銀価格相場は比較的安定していますので、シルバー商品についてはほぼ据え置き・一部商品は価格を下げるなどの改定です。

③型代・オプション料金等につきましては、燃料価格の上昇を受けた運送費のアップなど一般経費の増加により一部の価格を上げさせて頂きます。

各商品・サービスによって据え置き・値上げ・値下げが混在しますので、詳しくは各商品ページにてご確認の程、宜しくお願い申し上げます。

ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

有限会社フィリップカレッジリング
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング

手指消毒液のカレッジリングへの影響について

長引くコロナ禍の下、かなりの頻度で手指消毒をなさっていると思います。

この手指消毒のエタノールを含むアルコール製剤が、カレッジリングの主にオプション加工に影響を及ぼしている事が判明しました。

2021年頃より「ストーン上エンブレムのぐらつき 又は 外れ」「エナメル着色の退色 又は 剥離」の修理依頼が多数寄せられております。これらの事象には、ほぼ例外なく「黒美仕上げの退色」も伴っております。

弊社カレッジリングのエンブレムは、エンブレム裏にねじ上のポスト(棒)を立て、石に穴を開けてねじ込み、工業用二液式接着剤で接着してあります。更にエンブレム角の衣服への引っ掛かり防止と接着補強の目的で、エンブレム周囲を透明樹脂で覆ってあります。エナメル着色も、エナメルの上に釉薬(うわぐすり)として高硬度透明樹脂でカバーしてあります。

ねじ状のポスト
ストーンにポスト直径と同じ大きさの穴開け
2色のエナメルの上に透明樹脂の保護膜

修理依頼された品を見ると、共通してこれらの樹脂が剥離・融解しており、黒美仕上げの退色(黒色が薄くなるなど)も伴った事象になっています。この透明樹脂は、一般的な日常では使用されない有機用溶剤(アセトン・トルエン・シンナーなど)やパーマ液や白髪染めなど強酸性液・又は強アルカリ性液では容易に融解しますが、手洗い洗剤・消毒液などでは融解しないはずでした。

しかし長引くコロナ禍の下、高頻度の手指消毒でアルコール製剤がリングに付着し、アルコール製剤に微量に含まれる成分が年単位で蓄積する事で、樹脂を脆くしている事が判明しました。


弊社では、アルコール製剤の協会に問合せ、以下の見解を頂きました。

手指消毒用アルコールは、主成分エタノール以外に以下のような成分が含まれている。

アジビン酸は、可塑剤(物質を柔らかくする)作用がある。

「クエン酸系液」は弱アルカリ性だが、蓄積すると強アルカリ性に近づく。

酢酸はアセトンなど有機溶剤と類似する化合物である。

そもそも主成分のエタノールは、れっきとした有機溶媒の1種に数えられ、様々な物質を溶解させる能力を持つ。

このように消毒液には、樹脂やエナメル、黒美仕上げを脆弱化する成分が多く含まれますが、コロナ禍以前の日常では、医療従事者か食品工場従業者以外を除き手指消毒の頻度も高くなく、その影響も軽微だったのですが、長引くコロナ禍で高頻度の消毒液がリングに接し、年単位で蓄積する事でエンブレムのぐらつきや外れ、エナメルの退色や剥離、黒美仕上げの剥離につながっているものです。


以下は納品後、寝る時以外常時着用され、高頻度で手指消毒をされていらっしゃったお客様のリングで、トップのエナメル保護膜が融解し、黒美仕上げがかなり薄くなっています。

もちろん、このような場合はPhilip College Ringにお預け頂ければ、メンテナンス&ケアを行い、エナメルと保護膜の再形成、黒美仕上げの追加を致します。

しかし、まだ終息の見えないコロナ禍の下、同様の高頻度での手指消毒をされ、それがリングに付着する事で、再び同じ事象になる事は明らかです。

そこでエナメルやエンブレムのオプションがついているカレッジリング・チャンピオンリングのユーザー様におかれましては、手指消毒をされる際にはリングを外す、若しくは消毒液がリングに直接掛からないようにするなどの配慮を頂けますようお勧め致します。

また、非常に基本的な事柄ですが、カレッジリング・チャンピオンリング以外の一般的なファッションリングや結婚指輪でも、食品工場従業者・調理従業者・医療従事者等、手指消毒や洗浄の頻度の高い職場では「指輪の着用禁止」となっています。これは、指輪と指の間に菌の付着があったりするとともに、消毒薬(主にエタノール)が宝石や装飾に悪影響を与えるからです。

しかし、弊社からユーザー様がどのような場面でリングをご着用されるかは制約する立場にはございません。

また、ターコイズ・タイガーアイなど多孔性の石は、アルコール製剤の付着蓄積で退色・変色の可能性がありますのでご注意下さい。

標準仕様のカレッジリング

エンブレム等のオプションの付いていない標準的なカレッジリングでは、高頻度の消毒液付着は黒美仕上げが薄くなる程度の影響です。

2022年2月
Philip College Ring
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング

納期の若干の不安定化について

2022年1月29日

お客様・取引先様各位

いつも大変お世話になっております。現在、納期が若干不安定化しております事をお知らせ致します。

日本・世界各地で猛威をふるう新型コロナウィルス・オミクロン株の影響等でサプライチェーンが不安定化しており、部材・工具・消耗品類の入手に想定外の影響が出るケースが発生しています。

例えば、海外メーカーに部材を発注した際に、メーカー工場内でクラスターが発生し、半休業状態になってしまったケースがありました。また、調達部材が現地から出荷されても、空港業務がコロナ感染・接触者の多数の減員で国際宅急便の予期せぬ遅延などが散発しております。

また、よく知られている半導体不足などの影響で、設備の補修部品の入手が3か月待ちなどのケースも発生しています。

Philip College Ring社内にコロナ感染者・濃厚接触者等はおらず、正常に稼働しておりますが、上記のような原因で思うように工程が進まない状況が散発しております。それらの問題は、生産に致命的な悪影響を及ぼす事柄では無いものの、その発生・状況・解消に想定外のケースが多く、具体的に【納期が*週間遅れます】と明言出来るものではありません。

従いまして、しばらくの間、ご注文時にご提示する納期に幅を持ってお示しさせて頂きたく存じます。

ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

有限会社フィリップカレッジリング
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング

今年も残りわずか

今日は12/24。

キリスト教的には12/25のイエス・キリストの誕生日とともに「前夜祭」として1年で最も大切な日です。日本の大晦日って感じですね。

そして2021年も残すところあと1週間。2年目になるコロナ禍の年が終わります。

この秋以降、新規感染者数が少なくなり、若干ですが社会が正常化に向かいつつあります。オミクロン株という不安材料はありますが、確実に人類は感染症パンデミックを克服しつつあります。

期待は、コロナ飲み薬など治療薬が相次いで承認されている事です。そして、新規感染者に占めるワクチン接種利率の低さから、ワクチン効果が科学的・統計的に証明されてきていますので、体質や持病など合理的理由からのワクチン接種非接種者ではなく、「怖い」とか「嫌い」とか「信用出来ない」など非合理的理由からのワクチン回避者にもワクチン接種が進むはずです。そしてワクチンも更なる改良がなされていくでしょう。

来年の今頃は世界的な社会正常化の期待が出来そうですが、2022年の過半は「ウィズ・コロナ」を強いられる事間違いなしです。


コロナ対策としてのマスク・手指消毒・ソーシャルディスタンスの副産物と言えるのは、昨年と同様にインフルエンザが流行しない事ですね。これは、マスク・消毒などがいかに感染症対策として有効かという事の証左です。

アメリカのおバカ前大統領のように、「嫌いだから」「マスクなんて予防にならない」などという非合理的理由でマスク着用を拒む愚か者は、今、世界に少数派になりました。

ノーベル賞学者:山中氏率いる理化学研究所が「ファクターX」と称する日本人が欧米人に比べてコロナ感染者率が低い事を研究しています。日本人の遺伝子にファクターがあるかも???としています。

確かに日本、中国、韓国をはじめとするアジア各国(人種的にはモンゴロイド)に感染率は西洋各国に比べて格段に低いので、確かに遺伝子的=人種的な要素はあるでしょう。

わたくし、インフルエンザの非流行の事実から、マスク着用率・手指消毒回数などが大きなもうひとつの「ファクターX」ではないかと思うのです。

防犯カメラが世にあふれている現代ですので、街や駅・空港・道路などの防犯カメラ映像をAI分析して、「マスク着用率」「手指消毒累計回数÷人口=消毒比率」などの統計をすべきではと考えます。

西洋社会では、「マスク=顔を隠す」のは人を攻撃する時や悪い事をするとき=身元を隠す事という概念が歴史的に強くあります。

日本でも古来は、盗賊など「ナントカ頭巾」がありましたので、西洋と同様に顔を隠す事は良い事とはされなかったようでしたが、昭和中期に大きな変化がありました。

わたくしの幼少時代に、小学中学の義務教育期間で天然痘・結核・感冒・日本脳炎などの感染症対策が「ほぼ義務化」されていました。冬になるとマスクをして、外から帰ったらうがい・手洗いを「しなければならない」と教えられ、学校の廊下の水洗所に行列を作って手洗いをしました。

つまり、日本は昭和の義務教育で基本的な感染症対策が国民に広く浸透しています。それが「マスク着用率」「消毒実施率」の高さにつながっていると考えます。


このコロナ禍の2年間、わたくしは今まであまり考えもしなかった「社会的な事柄」を深く考えさせられます。

フィリップ カレッジリング