年末(2022)のご挨拶

皆様におかれましては歳末を迎え、何かとご多忙な事と存じます。弊社は比較的、落ち着いた年末を迎えています。

コロナ禍ももうすぐ丸3年になります。相変わらず多数の感染者の報道がありますが、確実に出口に向かっている感はあります。来年2023年こそは「アフターコロナ」の年になって欲しいものです。


2022年の弊社のトピックスを振り返ります。

2022年5月に会社名を変更

有限会社フィリップカレッジリングから有限会社フィリップチャンピオンリング アンド カレッジリングに変更いたしました。チャンピオンリングの売上が7-8割にもなり、「フィリップカレッジリング」の会社名と実態が乖離してきたので変更した次第です。長い会社名なので、銀行口座の通帳の印字に入りきらず、手書きになっています(笑)。

埼玉ワイルドナイツさん

日本のラグビー界は大変革の2年でした。2020-2021シーズンを最後に「ラグビー・トップリーグ」から2022年より「ジャパン・ラグビー・リーグワン」に改組され、より日本ラグビーが注目を浴びるようになりました。

その「トップリーグ最後の王者」パナソニック・ワイルドナイツさんのチャンピオンリングを昨年お作りさせて頂きましたが、「リーグワン初代王者」もチーム名をマイナーチェンジされた埼玉ワイルドナイツさんで、2年連続でチャンピオンリングをお作りさせて頂いたのです。

日本ラグビー界激動の2年にお付き合いさせて頂き、ありがたい事でした。

そしてリーグワン2022-23シーズンの開幕戦では、来場者10500人全員にそのチャンピオンリングのレプリカが配布されました。

1万人を超える方々に「チャンピオンリング」の認知をして頂き、とてもありがたい事でした。

チャンピオンリング大全

「チャンピオンリングのバイブル」ともいえる本が出版されたました。

日本ではまだまだ知名度が低いチャンピオンリングですが、モノマガジンで有名な老舗出版社ワールドフォトプレスがムック本「チャンピオンリング大全」を出版した事で、チャンピオンリングの認知度が大きく上がった2022年でした。


会社名の変更、ラグビー界へのチャンピオンリングの浸透、チャンピオンリング大全の出版と、この2022年は、まさにチャンピオンリングの認知度が飛躍的に向上した(と思われる)1年でした。


Philip College Ring楽天ショップ

2020年に開業したPhilip College Ring楽天市場ショップも順調に業績を伸ばしてきています。数々の楽天ランキングも頂きました。

一番の人気商品は「体験カレッジリング」です。Philip College Ringロゴ・紋章入りのレディーメイドカレッジリングを「体験」して頂く事で、カレッジリングを知ってもらう入口商品です。

二番人気は、「天然石シンプルカレッジリング」。

そして発売以来、コンスタントにご注文数を伸ばしているのが「家紋リング」。

映画「トップガン・マーベリック」の影響で「特需」のUS Navyトップガン・カレッジリングも売れています。

楽天ショップを担当している弊社二代目の息子も、ようやく楽天市場での商売の「やり方」のコツをつかんだようで、2023年も期待です。

ウェブとSNS

一昨年まで当社では、公式HPと楽天ショップに加えFace Book、Instagram、Twitter、You tube、ブログとSNSフル展開でした。「バスに乗り遅れるな」とばかりにぶっちゃけ考えなしにSNSを開始し、中身は薄く、更新も気まぐれ、コメントやツイートがあると放置できないので対応しているとキリが無し・・・・と時間の浪費と収益への貢献度は?????の状態でした。

そこで思い切って、ブログは年末年始休業など重要なお知らせのみとして更新頻度月1回程度に縮小。

ツイッターは休止。フェイスブックも休止。

インスタとYou Tubeは当社ウェブサイトの名物コンテンツ「チャンピオンリング・カレッジリング博物館のSNS版」として注文者様の許諾があるもののみをアップするのみとしました。インスタもYou Tubeも更新頻度は低下しましたが、投稿のクオリティがアップしたせいか、フォロワー数や閲覧数はじりじり上昇中です。

公式ウェブサイトはチャンピオンリング色を強めてBtoB(法人団体向け事業)のカタログ的機能を強化し、楽天ショップはカレッジリングのBtoC(エンドユーザー向け直販)の通販機能としっかり色分けしました。

弊社は、設計(デザイン)・生産・販売・開発・営業・宣伝・納品・事務等全ての業務を垂直統合で行っていますので、有限資源である「時間」を何にどれだけ配分するか?は、経営効率に直結します。当然ですが、メーカーとして開発・設計・生産の優先順位が最も高い訳ですし、営業もしなければならないのですが、宣伝というのは基本的に宣伝費を効率よく投入する事であり、SNS投稿に時間を費やすならそのSNSに広告を出稿した方が良い訳です。

それに気づく以前は、SNSに踊らされていた訳ですが、ようやく事業の情報発信・宣伝手段として上手に使う事に気付いた年でした。


2023年は、「アフターコロナ」で社会経済のより正常化になるはずです。弊社の主力市場であるスポーツ業界も制約無く試合が行われる事を願っています。

そしてコロナ禍での「巣ごもり需要」でネット通販がより深く社会に浸透しましたので、Philip College Ring楽天ショップにも頑張ってもらいたいです。


皆様にとって2023年が良い年でありますように!

2022年末
Philip Champion Ring and College Ring
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング