「サーフィン・気象情報」カテゴリーアーカイブ

雨続き、波無し

8月下旬から天候不順が続いていますね。雨が多く、9月に入ったらとたんに秋の気温です。

波の方もありません。先週は1日だけしか波乗り出来ていません。

天気図を見ると、、、、↓↓↓↓↓

8月後半から日本付近には秋雨前線がへばりついています。広域気圧配置図を見ても、南海上には何も記載されていません。

でも衛生画像を見ると、南海上に雲の渦巻きが二つあります。

フィリピンの東にひとつ、グアム近海にもう一つ水蒸気が緩やかに渦を巻き始めています。この二つは、今週中旬にも熱低→台風になると思われます。しかし、広域気圧配置図には北緯20度線を東西に大きな高気圧の等圧線が伸びていますので、日本に向かって真っすぐ北上する事はなさそうです。

黄色破線の熱低(台風)は、フィリピンを横断して南シナ海に抜けるはずです。赤破線の熱低(台風)は、きっと北西進路で台湾から沖縄方面に向かうでしょう。これ、発達する可能性大です。

要、観察ですね。

フィリップ カレッジリング

波、ありません・・・

今年の7月と8月前半はたっぷり波乗り出来ました。

が・・・・・・

お盆頃から波、無くなっちゃってます。

気圧配置図見ても、、、

広域気圧配置図見ても、、、、

気象衛星画像見ても、、、

波の素が全く見当たりません。。。マーシャル諸島海域やフィリピン海域に、少しだけ雲がありますが、まとまりに欠ける水蒸気で、熱低になりそうなタネはありません。

今週一杯は波乗り出来ないですね。週末の気圧配置変化に期待です。

フィリップ カレッジリング

熱低発生

Yahoo!天気の新しいサービスで「台風」の発生前の熱帯低気圧段階から進路予報が出るようになりました。当然、元データは気象庁発表のものと思われます。

タイトルは「台風情報」ですが、「熱低a」の進路予報です。

確かに気象庁サイトの広域気圧配置図に同位置に熱低がありますね。1012hpです。

ただ衛生画像を見ると、まだ熱低というか「熱低のたまご」状態で雲も十分に集まっていません。

確かに水温の高い海域を進みますが、発達するかどうか?微妙なところです。

日本列島はまるで梅雨に逆戻りの先週から週末でした。まだ明日火曜頃まで雨模様のようです。災害注意ですね。

先週は毎日波乗り出来ましたが、週末は前線が南下して北風になったので波乗りお休みしています。今週火曜になり、前線が北に上がると再び南風になり、波乗り再開の予定です。

その頃に、熱低aが発達して台風化するともっと良いですけど・・・・どうでしょう?期待薄の気がします。

フィリップ カレッジリング

雨災害の恐れ

日本列島に前線が停滞しています。

時期的に秋雨前線とは違います。気圧配置図を見ると、夏の太平洋高気圧が日本の南東海上にどっしりありますので、まるで夏前の梅雨の終わりのような気圧配置です。

気象庁の短期予測図でも、前線は動きが見られなさそうです。

等圧線が混みあっていないのですが、これ西日本を中心に雨災害の恐れが高い状況です。

衛星画像を見ると、すごく水蒸気を含んだ雨雲が西から東北東に続々と日本列島にやってくるようです。

現在、北陸の日本海側にある雲、九州南部の雲、そして東シナ海の雲、真っ白です。白を通り越して光っていますが、これは水蒸気が多く含まれる積乱雲の特徴です。

九州、四国、中国地方、そして北陸・長野や岐阜、新潟などが雨雲の通り道になっているので、災害への備えが必要です。

特に先週の台風9-10号の通過でもかなりの雨が降りましたので、あちこちで地盤が緩んでいるはずです。激しい雨じゃなくても、累積の雨で突然の土砂災害・・・のような事が起こり得る状況です。


さて、波の方ですが、千葉はたっぷり波あります。

通過した台風が東北沖で温帯低気圧化して停滞しているので、その低気圧が送り込む北東・東・南東うねりが続いており、コンスタントに胸~肩の波でファンウェイブです。

この気圧配置だと、数日は南西の風でしょうから一宮はオフショア。潮周りを選んで波乗りを楽しめそうです。

フィリップ カレッジリング

台風多発の予感

気圧配置図を見ると熱低が3つもあります。台風多発の予感です。

海水温図も併せてみると、関東の関東海上にある熱低は水温の低いエリアにあるので発達せず消滅するでしょうけど、沖縄・台湾付近の二つの熱低は水温の高いエリアにあるので発達して台風化する可能性大。

衛生画像を見ると、特に南シナ海香港付近の熱低に濃い水蒸気の雲が固まっています。南西諸島付近の熱低にもフィリピン沖から暖かい水蒸気雲が吹き込んでいるので、二つとも間違いなく発達しますね。

そして日本付近は大きな気圧の谷になっているので、二つの熱低(台風)は日本列島の沿って北東進する可能性です。外房気象波浪研究所の予測では、こうなります。↓↓↓↓↓

二つの台風の通り道に当たる九州・四国・関西を中心に西日本エリアで週末から週明けにかけて災害の恐れがあります。そして中部地方の山あい、岐阜・長野などもかなりの雨が予測されます。災害に注意です。

波の方ですが、千葉一宮は既に先週後半から毎日波乗り出来る十分なうねりが続いており、ワタクシ、結構疲れが溜まっております。更に週末からサイズアップするでしょうから、たっぷり食べて、たっぷり寝て、台風スウェルに備えます。

ワタクシは、波乗りに備えますので、台風コースにあたる地域の方々は災害の備えをして下さい。

フィリップ カレッジリング