台風2号

2日程前にフィリピン南東海上で発生した台風2号。

この時期の台風の多くはフィリピンを横断して南シナ海に抜けるコースが多いので、ほぼ無視していたのですが、広域気圧配置が変わってきたので、日本に接近はしなくても、来週、台風スウェルを送り込んでくるコースになる可能性が出てきました。

気象庁の広域気圧配置図には、日本海や朝鮮半島付近などにH=高気圧マークが複数ありますが、大きくはモンゴル方面から中国北東部、朝鮮半島、日本列島が高気圧圏内です。

南海上の海水温も台風が発達するに十分な水温です。

ってなワケで、外房気象波浪研究所の進路予想を立ててみました。

ピンク破線の高気圧圏に抑え込まれて北緯20度線付近で停滞か迷走するでしょう。その後、高気圧圏のフチに沿って東進して北緯30度線に差し掛かると海水温が下がるので、温帯低気圧化して消滅するでしょう。

もう一つの仮説コースです。高気圧圏が西に後退した場合、かなり日本列島に接近するかもです。

いずれのパターンも、日本列島に台風災害の危険性は無いと思われますが、来週水曜か木曜以降から日本の太平洋沿岸に南うねりが到達する可能性大です。

期待出来るのは、来週末。4/24-4/25あたりでしょうか?

一週間以上先なので、大きく気圧配置が変わるかもなので、要観察です。

フィリップ カレッジリング