ブレイディvsマホームズ

今年のスーパーボウルはわたくしの期待通りの対戦カードになりました。

NFCから出場するのは、「優勝請負人」「スーパーボウル6回制覇」「間違いなく殿堂入り」といくつもの呼び名で呼ばれる名手・ベテランQBトム・ブレイディ率いるタンパベイ・バッカーニアーズ!

モンタナ・マニングと並んで「NFL史上最高のQB3人」に数えられるブレイディ。ワタクシは、2010年からスーパーボウル中継を観続けていますが、過去に2015/2017/2018/2019年と4回、ペイトリオッツのブレイディを観て、3回彼は栄冠をつかみ、2回MVPになっています。

ブレイディは2000年にミシガン大卒業と同時にドラフトでペイトリオッツに入団。当時のブレイディの評価は著しく低く、ドラフト6巡・全体199番目というもので、入団直後は4番目の控えQBでNFLキャリアをスタート。

しかし入団翌年の2001年、エースQBブレッドソーのケガでバックアッパーだったブレイディが投げ始め、「ペイトリオッツ王朝」「ブレイディ時代」の幕が明け、2001/2003/2004とそれまでチーム創設以来スーパーボウル王者になった事が無かったペイトリオッツを常勝チームに引っ張り上げました。

2005年から2010年頃まではチームの編成問題や自身のヒザのケガなどで低調なパフォーマンスでしたが、2011年頃からケガも癒え、チームの編成ともかみ合い、ペイトリオッツは再びプレイオフ常連に。2014/2016/2018と1年おきにスーパーボウルを制しています。

そして2019年、ついにペイトリオッツは40歳を超えたブレイディと契約を更新せず、20年在籍したペイトリオッツに別れを告げ、過去2002年に一度しかスーパーボウルを制した事が無い弱小チームタンパベイ・バッカニアーズに移籍。


そして今年のスーパーボウル出場ですから「優勝請負人」の面目躍如です。

対するAFC代表は、昨年のスーパーボウル王者で連覇を狙うカンサスシティ・チーフスの「若き天才QB」パトリック・マホームズの対決です!

昨年2020年のスーパーボウルのマホームズの活躍は鮮烈な記憶で残っています。当時もブログのタイトルを

「パトリック・マホームズ!」

として掲載しました。

このマホームズ、このまま順調にキャリアを重ねていけば、モンタナ/マニング/ブレイディに続く「NFL史上最高のQB」の名誉の4人目になる最有力候補です。

その2人が激突する(正確にはQB同士は同じフィールドに立ちませんけど)ワケですから、ワクワクの組み合わせなワケです。

さて、結果どうなるか??

もしバッカニアーズが勝てば、ブレイディは「伝説のQB」になります。

チーフスが勝てば、マホームズはモンタナ・マニング・ブレイディの3人に大きく近づき、「マホームズの時代」を形成するでしょう。

そうなるときっと43歳のブレイディは引退を決意するかもです。

2人の名QBの名誉を掛けた戦い!見逃せません!

2/7(日本時間2/8午前)!!!Philip College Ringは臨時休業です。

フィリップ カレッジリング