7/18日経だっけ?讀賣だっけ??わかんなくなった・・
米著名人のツイッターアカウントが乗っ取られる事件が多発しているそうです。
これ、よく考える必要があります。
この10年以内でツイッター、フェイスブックなどのSNSは新種のメディアとして世界中に広く普及しました。良い悪いは別としてトランプ大統領などは情報発信のメインが「ツイッター」です。従来なら報道官や自身が記者に対して発信した情報が、TVラジオ新聞雑誌、そしてネットニュースやサイトなどで世に伝えられたものですが、その「取材」と「情報発信メディア」を【中抜き】する形で、ツイッターに自身が入力したコメントを発信しているのです。
トランプが何かの理由がきっかけでツイッターを選んだだけで、もしかしたらフェイスブックだっかたもしれませんね。ああ、、、フェイスブックは前回大統領選でロシア疑惑を巡るフェイクニュース問題があったからトランプとしては避けざるおえなかったんだね。
まあいいや、、、、
つまり国の統治者が考え方や方針を世界に広く表明する場としてツイッターというSNSで発信する訳ですが、そもそもSNSの収入源は広告ですので、これも従来のメディアと変わず、SNSは完全にメディア(媒体)ですね。
そのメディアが簡単に乗っ取られるという事態は異常であり、危険です。
もしトランプのアカウントを乗っ取ったヤツが、「北朝鮮にミサイルを撃ち込む命令を発した」と発信したらどうなるか?単なるフェイクニュースで済むのでしょうか?
新聞雑誌、TVラジオなどの報道機関には、「報道の自由(表現の自由)」という権利を持つ代わりに「報道責任」つまり事実を伝え、虚偽を排する義務があります。これ世界的な倫理です。しかし従来メディアでも特にTVの一部番組では決して責任ある報道ではなく娯楽的要素でウケを狙い、フェイクニュースすれすれの内容もありますけどね。
アカウント乗っ取りやフェイクニュースが多発するSNSはメディアとしての「報道責任」「倫理」を負えていないと思います。
ワタクシ、ツイッターは使わずフェイスブックは個人としてもPhilip College Ringが会社としても利用しております。これはSNSが流行り出した直後に、直感的に「匿名はおかしいな・・・」と考え、「実名・顔出し」が原則のFacebookを選択した記憶があります。会社として利用しているのは、単にローコストで宣伝活動が出来るからという理由のみ。個人としても会社としても、別にあっても無くても生活や事業活動には困りません。
新聞とTVが無いと困ります。
文化的で近代的な生活を送る基本的な情報収集に支障が出ます。
さて、SNSは将来どうなるのかな?
のめり込まず、SNSには適切な距離を置きます。