普段は日曜お休みの当ブログですが、先々週の9/8日曜に続き緊急発信致します。
9/22(日)朝時点で東シナ海上にある台風17号が九州に接近中です。
こいつ、15号程ではありませんがかなり危険です。
気象庁データでは9/22(日)6時時点で970hp、風速35m、瞬間最大風速50mと発表されています。
千葉県に甚大被害をもたらした15号は、接近前時点で955hp、風速45m、瞬間最大風速58mでした。
15号に比べると若干弱いように思えますが、台風被害としては過去最悪の15号との比較ですので誤解のないようにしてください。
ちなみに風速は【秒速】です。1秒間に35m進む速さです。時速に換算すると126kmと高速道路でスピード違反で捕まる速度で風が吹いているのです。
そして当ブログで何度も何度も発信しているように、台風の進路の中心より【進路の1時から2時方向】が最も雨風が強いエリアです。
模式図↓↓↓↓↓
これを17号の予想進路図に当てはめると、、、↓↓↓↓↓
白破線は予報円(その時刻に台風の中心が位置すると思われる範囲)。
かなり小さな予報円ですのでほぼ間違いなく今日9/22(日)15時には長崎県の西、済州島の南に位置するという事。明日9/23未明には、島根県壱岐諸島周辺に位置するという意味です。
黄色円は強風域。
赤円範囲は、暴風域です。この17号の特徴はこの暴風域が広い事=大型台風を意味します。つまり赤線の範囲内では、風速35m、瞬間最大50mの風が吹くという事です!!!
その中でも進路の1時~2時方向のピンクの図形で囲ったエリアが最も危険なエリアです。
天草、長崎、佐賀、福岡、山口、広島、岡山、鳥取、島根などなどの地域では、雨風への備えが必要です。15号被害の千葉県を教訓に、停電、倒木、建物被害への備えを今日午前中に行うべきです。
明日日中に、日本海上で温帯低気圧化するはずですが、東北・北海道も要注意です。
15号被害で未だ停電、屋根にブルーシートの家屋が無数にある千葉県内でも10m近い風が吹くはずです。普段なら10mの風は問題ありませんが、ブルーシートで覆った屋根はブルーシートが飛ばされる可能性もありますので、やはり備えが必要です。