朝の習慣、新聞の斜め読み。
ウチでは、讀賣新聞朝刊と日経を取っています。
讀賣の一面を見て、「んっ?!」
「年金受給開始年齢70歳以降も」
ワタクシも今年58歳。年金その他、気になる年齢になっております。
なんじゃそりゃ!?また引き伸ばしかい!!って思いましたが、よく読んでみると任意で受給開始年齢を遅らせる事も出来る制度を検討中・・・ってコトでした。
これ、新聞のタイトルのミスリードもありますね。
きちんと読むと、昨今の状況にあった妥当な制度設計のようです。
「年金」と聞くと、思い出す事があります。
確か小学校4-5年生だったと思いますが、社会科の授業で年金や税金の話しを先生がしていました。
「織田信長の時代は 人生わずか50年 と言われたように、平均寿命が50歳以下だった。でも、今では寿命も延びて70歳近く。働き出したら、コツコツと年金を収めて、60歳になって定年退職したら残りの余生は年金を貰ってゆったり老後を楽しめるんです。だから、年金はキチンと納めましょう。」
という主旨の先生の話しを鮮明に覚えています。
今調べると1970年当時の平均寿命が70歳前後。ワタクシが生まれた翌年の1961年に国民皆年金制度が発足したので、その国家制度周知の為に授業でも、このような話しをしたのでしょう。ただ、国民年金は発足当初から65歳支給開始ですので、この先生は自らが加入する厚生年金の60歳支給開始を前提に話していたと思いますが。
ワタクシも長年、厚生年金に加入しておりましたので、支給されるとすると多くは厚生年金からです。
でも、支給開始が60歳から65歳になり、更に延長の制度が・・・
「ウチにカネ預ければ、これだけの利回りがついて、いついつまでに全額返ってきます」という謳い文句でカネを出させておいて、約束した利回りを下回った・・・・約束の期限に返還出来ない・・でも返還しないと言ってるんじゃなくて、返還期日を伸ばしているだけ・・・
これ、民間企業がやったら詐欺で摘発される手口じゃね?