前回のブログで、おやっ?まじめに市場調査もしてんじゃん!?と思ったでしょ?
実は、今回の出張で最も感銘を受け、製作モチベーションを感じたのは街中のバリ彫刻の数々。
金属の鍛造加工技術に素晴らしいものがあります。
鍛造とは彫金とはちょっと違い、金属を火であぶったり、叩いたり、伸ばしたり、切ったりして造形していく技術のことです。
カレッジリングも鋳造後の一工程として鍛造(smithing)工程がありますが、そこでは火であぶって指サイズを決め、リング外形をヤスリで削りだしていくものです。この写真の仏像のような作り方とはかなり違いがありますが、サイドパネルの造形には非常に参考になるものです。
木や石の彫刻技術も素晴らしい!!
ヒンズーは仏教文明の一種でタイで見かける仏像彫刻や象をモチーフにしたガネーシャなどに似た彫刻を良く見かけました。
ヒンズーの儀式で使う有名なお面は、日本のオカメ・ヒョットコに通じるものも感じますね。
街中のいたるところで見かける鮮やかな色彩は、バリ独特のものでしょう。
そして出張を終え、ASEANにおける市場形成について熟考しております。
次はもう少し範囲を広げて、フィジーに調査に行くか・・とか
そーだ!原点に返ってカリフォルニアとかハワイとか米国も再調査しなくちゃ・・とか・・。
以上、バリ市場調査業務出張のご報告でした。
(終わり)