9/22祝日の早朝、一宮町の海岸で水難事故が発生しました。
いつも波乗りしているサンライズポイントの左側の堤防先端のテトラポッドに、初心者サーファーが吸い込まれ脱出できなくなり、海上保安庁が出動という事態・・・・
地元のサーファーの誰もが「??!!なんで今日のコンディションであそこに入るの???」ってな状況。通過した台風20号崩れの低気圧からのオーバーヘッドの波と北東のオンショア・・・堤防周辺は、グチャグチャの波に渦が発生しており、一目で危険・・・おまけに波乗り出来る波じゃないし・・・・
連休などには関東各地からレジャーでサーフィンする人々がたくさん房総半島に来ていますが、地元サーファーが海に入らないコンディションのポイントに入ってしまい、沖に流されたり、テトラにハマったり・・が毎年毎年何件も繰り返されます。
まず第一報は、早朝6時過ぎに海岸近くに住むサーファーが波チェックに海岸に行き、海を眺めて「あ~あ、、今日はダメだあーーー」って思っていたらテトラにハマっているサーファーを発見し、通報したそうです。
波が高く、風も強いので漁船も救助に行けません。
消防も手が出ません。
結局、海上保安庁に救助要請が行き、「海猿」の水難救助隊が出動。
以下、海岸に住んでいるIくん撮影
我が一宮町の海岸線、日本有数のサーフスポットなんですけど、「いい波=危険がある」という事です。ワタクシ達は、波がデカい時にこの堤防沿いの離岸流をうまく利用して沖に出ますけど、それは波乗り出来るコンディションの時の事。そして、この流れには独特のクセがあるのです。
他の海岸でも、岩場とか急に深くなる箇所とか、必ず独特の流れがあるのが海。
知らないポイントでサーフィンする時は、臆病なくらい用心して下さい。
そして何よりも自分のサーフィンやパドリングのレベルを自覚する事。
周囲を観察し、地元サーファーが入ってない場所には、何らかの危険があるのでは?と察知する事。
その証拠に、この事故のあった堤防から1km離れたポイントでは、そこそこのコンディションで楽しく波乗り出来ていました。