日本バスケ戦略会議報その2【バスケを楽しむ♪プロジェクト】 

1月末のブログで初めてアップした「日本バスケ戦略会議報」。
今回は、その第2弾です。
昨年11月にアップされた「あらためて知る日本バスケ界の問題と現状」は、第3者として「月刊バスケットボール」編集長の飯田氏のインタビュー記事です。

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以下は、ワタクシの持論デス。
マスコミ等で
「日本バスケがオリンピックに出場出来なくなる!!!??」
「こりゃ大変だ!」
「いったい協会や関係者はナニやってんだ!」
ってな論調で批判しております。
ワタクシは、このアホマスコミの論調に真っ向から対決するとともに、日本のバスケを応援するプロジェクト「バスケを楽しむプロジェクト」を推進するものデス!
そもそもバスケの日本代表は、1976年のモントリオール以来40年間もオリンピックに出場していません。それ以前の出場でもメダルはナシ。世界選手権(バスケワールドカップ)にも、1963年と1967年の2回出場のみ。オリンピック、バスケワールドカップの予選にあたるアジア大会で勝ちあがれないのです。
簡単に言えば、日本バスケは弱小・・・・。
Jリーグが始まった頃の日本サッカーと同じで、ワールドカップに出場出来ない程度。
現在の日本バスケ界の「騒動」は、この現状を打破して、サッカーのように世界に羽ばたく為の「成長痛」なのです。
オリンピックやバスケワールドカップに毎回出場し、好成績を残すバスケ日本代表が内部騒動で出場出来ない・・・・・ってのなら、そりゃ大変! 関係者は批判を甘んじるべしですね。でも、状況は違うんです。この点をマスコミは伝えず、お家騒動的スキャンダル状況のみを伝えています。
もうひとつの問題といわれる日本バスケ界の2リーグ分裂は、かれこれ10年間続いているという事。この点でも、マスコミはさも最近起きた問題・・・みたいに伝えます。2リーグ分裂問題とは、実業団中心のNBLとプロチームのみのbjリーグの2リーグが併存している事です。
元から人気のあるスポーツじゃ無いので、以前は実業団もクラブチームもひとつのリーグで細々とやっていました。
しかし、日本バスケもオリンピックやワールドカップに出場するような代表チームを持とうじゃないか!そのためには、興業的に成功し、充分な資金を代表強化に投入できるようになろうじゃないか! という事で、サッカーJリーグをお手本に、プロのクラブチームをメインにしたリーグに変革しよう!・・・・・として一部チームが離脱してプロチームオンリーのbjリーグを設立したのが2005年。
たったの5チームから始まったbjリーグは、今や22チームを擁し、「各県に1チーム」を目標に地域密着型で、特に地方で人気のスポーツとなってきています。秋田、新潟、沖縄などでは、行政も大応援し、地域振興に役立っています。
もう一方のNBLも実業団チームばかりじゃなくなってきています。
全12チーム中、実業団チームは5チームのみ。
他は、プロクラブチームです。

2年前、Philip College Ringでバスケ天皇杯のチャンピオンリングをお作りさせて頂いたパナソニック・トライアンズは、同年中に消滅しました。成績不振の廃部じゃありません。その年には、天皇杯チャンピオンなんですから。
天下の松下(パナソニック)でも、厳しい経営環境下で部活動に充分な資金を配分出来なくなったのです。

この実業団チーム(企業内の同好会部活動)の継続性の危うさは、誰もが分かります。学校の部活じゃないんですから・・・・企業活動の福利厚生のほんの端っこの運動部なんです。オカネの余裕が無くなれば廃部になります。アメフトでも一昨年、名門鹿島ディアーズがゼネコン鹿島の部活動廃止により、クラブチームに転換しています。もはやこの流れは止められません。
マスコミなど外野がアーダコーダ言わなくても、収まるべきところに収まりますよ。。。結論見えてるんですから。
しかし、ここになって問題化したのは2020年東京オリンピック決定があります。

自国開催なので、弱っちい日本代表も出場枠を持つのです。

非難じゃなく、応援すべきじゃありませんかね?
マスコミさん?
フィリップ カレッジリング

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