やはりスーパーボウル、毎回ナニかが起こります!
ナニが起こったかったって?
今年のシーズンMVPも獲得したNFL史上最高の名QBペイトン・マニングに人生全ての不運が、2/2に降り掛かってきたんデス!
結果、創設以来、優勝した事が無かったシアトル・シーホークスが優勝しました!
オマケに、「現在NFL全チーム中、最高の攻撃力を持つ」と言われるデンバー・ブロンコスをあわや完封・・・1TDのみで抑え、そんでもって「守備のシーホークス」という評価だったにも関わらず、43得点というスーパーボウルでも珍しいビッグスコアの勝利!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | total | ||
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(13-3-0) | 8 | 14 | 14 | 7 | 43 | |
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(13-3-0) | 0 | 0 | 8 | 0 | 8 |
マニングのつまずきは、試合開始直後13秒に起きました・・・・・・。
マニングが攻撃パターンの指示をする為にOL陣に歩み寄っている時に、勘違いしたOLがボールをスナップ!!!????
そのままボールはブロンコスのエンドゾーンに!
サッカーで言うと「オウンゴール」です。
これで、この日のマニングとブロンコスのオフェンス陣の歯車が狂ってしまったようです。
もうマニング、いいトコ無し・・・・
インターセプトはされるは、ファンブルするは、ターンオーバーだらけ。
「抜群の攻撃陣」を支えるレシーバー陣との連携もズタズタ・・・・。
2Qには、マニングがパスする瞬間にシーホークスのDLがマニングの腕をはたき込み、弱弱しく飛んだパスがシーホークス#53LBスミスの真ん前に!? スミスはそのまま69ヤードを走り抜け、TD!!
一種の「ごっつあんゴール」でLBスミスはMVPになっちゃいました!!
シーホークスの幸運(ブロンコスの不運)はまだ続きます。
後半戦開始早々、ブロンコスのキックオフを#11WRハービンがキャッチし、なんだかかみ合わないブロンコスのDL陣をスルリと抜けて、キックオフリターンTD!!!もうこの時点で29-0.。。。ほぼ勝負アリでした。
3Qに、なんとかカントカ・・・マニングのパスからTDと2点コンバージョンでブロンコスが8点入れるも、3-4Qもブロンコスは攻守ともにギクシャクしたまま・・・4Qにシーホークスがダメ押しTDを決め、43-8になった時点で、観客が帰り出す始末!
ワタクシ的MVPは、ブロンコスの#3QBラッセル・ウィルソンです。
NFLを代表する大ベテランQBペイトン・マニングに対して、非常に評価が低かったウィルソン。
なんとNFL経験2年目の25歳。
身長180cm/94kgとNFL選手の中では、かなり小柄な部類。
非力と言われるシーホークスの攻撃陣を、非常に冷静にコントロールしていました。
もう一人のワタクシ的MVPは、シーホークス#25CBリチャード・シャーマン。
後半に足首を痛めて退場してしまいましたが、マニングのパスを受けようとするブロンコスのレシーバー陣をことごとく粉砕していました。
さてさてワタクシ、ふと頭をよぎったのは、ペイトン・マニング、この惨敗で引退しちゃうんじゃなかろうか???