低温注意報発令!

低温注意報って言っても、気象庁が発令したワケじゃありません。。。。
外房波浪気象研究所(Philip College Ring内の研究所)が発令したんデス。
いよいよ冬本番。
作業場の室温が朝は、10℃前後まで下がっています。
低温注意報が出ると、作業中は空調暖房&電気ストーブをつけて室温20度以上に保つようにします。
製造に伴う様々な要素がアルんです。
エンブレムやエナメルの保護樹脂膜=20度を切ると凝固しなくなります。以前、この凝固時間の遅れで納期遅れの大失敗した事有り。。
変色防止加工液=アルカンチオールという特殊物質溶液。20度下ると凝固物が出来てきて効果が落ちて来ますし、18度下ると完全に凝固してしまい、浸漬出来なくなります。
メッキやイオン交換用の電解液=50-60℃程で使用する為、コンバーター内蔵ヒーターで温めるのですが、液温が低いと温まるのにエラく時間がかかります。
超音波洗浄機用蒸留水=これも同じ。低温のまま洗浄すると、コンパウンド(研磨剤)が取れにくくなります。適温はお風呂の温度かそれ以上(40-50℃)。冷水から温めると、超音波洗浄機内蔵ヒーターは強力じゃありませんので20-30分も待ち時間が出てしまいます。
ただの洗浄水=シルバーやゴールドに火を入れた後、水にジュとつけてカーボンを取り、温度を下げますが、あまり冷たい水だと温度差があり過ぎて冷却収縮が強く作用して、指サイズが小さくなっちゃったりします。
従って、作業場のベスト環境温度は25℃かそれ以上デス。
夏に冷房入れた時の室温でしょうか?
ってなワケでね♪
Philip College Ringの作業場は、いつもポカポカ♪
午後に西日が差しこむ時間帯などは、暑くて真冬でもTシャツで作業したりします。
 

フィリップ カレッジリング

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