12月7日のLondonとNew York市場で、歴史上初めて銀1トロイオンス当り$30.00を超えました・・。
1トロイオンス=31.1g :金銀の取引単位
今年初めは、$15-16.00だったので1年弱でちょうど2倍!!!!
昨年(2009年)平均は、$14.00
一昨年(2007年)平均は、$12.00
金は、同じく1TroyOz$1400台!!
メキメキと上昇しちゃいました。。。。。。
2-3ヶ月前のブログにも書きましたが、金銀価格の急上昇は弊社にとって、原材料の値上がりデス。あまりの急騰に、一生ケンメー分析しました。こりゃ、タダゴトじゃないゾ・・・・・。どうやら、ただの投機資金流入だけじゃなさそうダゾ・・・・・・。だって、世界中の金や銀を買い占めるとすると、小さな国の国家予算位が必要と言われていますから、ウォール街のヨカラヌ投機筋がカネ突っ込んだって、こんなに上がるハズが無い・・・
海外の知人に聞いたり、ネットで調べたり、ブルームバーグ(NYのファイナンス情報サービス)サイトにメンバー登録したりして、イロイロ調べました。
様々が要因はありますが、
ナント!!
欧米各国が、金貨銀貨の発行を大幅に増やしているのが、金銀の需要拡大の最大要因だそうです!!!!
オーストラリア・パース造幣局発行銀貨とか
オーストリアのウィーイン金貨、銀貨とか
アメリカのイーグル金貨とか
これは、ユーロやドルという主要通貨の信頼が薄らいでいるので、実物として間違いない金銀にしちゃえ・・・という事を、国家造幣局がやっているのデス!!こりゃ・・・・たいへん・・・・40年ぶりに金本位制復活か?????
みなさん、、、、ピンとこないかもしれませんけど・・・・結構、大変な事が起きそうです。。。
欧米各国が、国家単位で金銀を使い出したら、中国のレアアース規制なんて小学生がクツ箱でクツ隠した程度のイタズラに見えるような事態になりますよ。。。。はした金を政治資金報告書に書いたとか書いてないとか、皇太子様に「早く座れ」と言ったとか言わんとか・・・・・日本の政治は、そんな事やってる場合じゃナイゾ!!
まあ日本政府がアホでも、世界的な経済市場がまともに機能すれば、大丈夫でしょうけど。・・・
幸運な事に、金銀の生産と備蓄の主役は、資源を外交に振りかざす旧共産圏の国々じゃないので・・・・・
さすがに、金本位制が復活する事は無いでしょうけど、このままでいくと金銀の価値価格は、30年程前のように、「高価なモノ」の代表になる可能性が大です。
う~、う~、う~、ショーバイし難くなりそう・・・・・