数週間ぶりにかすみちゃんからメールが来ました!!
あまりに連絡が無いので、心配になってメールして「送受信」したら、以下のメールを同時に着信!!
あいやいやー!テレパシーですわ・・・
ネット環境が宜しく無い地域にいて、連絡出来なかったらしいです。 なにわともあれ、元気でナニヨリ!
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今回の旅を終えたら、今度こそヨーロッパの方面を足を踏み入れてみたいです。
さてさて、チェンライでの2週間も充実した毎日で、知り合いの家々を、それはもうヤドカリのようにバックパックを背負って転々としておりました。
その中で、今回の旅の目的の1つである「山岳民族の刺繍を習おう」これを体験してきました。
1点1点作るのに、とても長い時間と素晴らしい技術が必要とされる民族の工芸品。わたしにとっては、大量生産される物よりも、価値があるものだと思ってます。
刺繍を習得しに行った理由は、その技術を生かして、売れるものを作るためにはどうしたらよいのか?ということを、具体的に考えてみたかったからです。
そんなこんなで、山の生活をしたり、子どもたちと遊んだり、民族の刺繍を習ったり、田舎の生活をさらに満喫。
桶に入った水での水浴び(日本でいうと、お風呂兼シャワーみたいなものです)にも、すっかり感覚慣れました。笑
虫だってお友達です。
紫外線だってお友達です。
チェンライの生活は、わたしが大好きな昔のままのタイを思い出させてくれるようなことばかりで、都会では絶対味わえないようなことばかりでした。
でも1つだけチェンライの生活で苦しかったことがありました。
それは、「食べること」です。
タイ人は、とくに田舎の人はよく食べる。
いつでも食べられる。
そして、いっしょに食べさせる。笑
一時は、1日5~6食は超えてました。。。
そこで、ある一日の食事をレポートさせていただきますので下記ご参照くださいませ。
~ある1日の食事~
朝) 7時
もち米+おかゆ+揚げパン+豆乳+バナナ+揚げた魚+もち米とココナッツミルクのお菓子
サラダ+スープ+甘いコーヒー
10時 マンゴ― + もち米のお菓子
昼) 12時
ソムタム(パパイヤサラダ) 3種類 +もち米 +焼き鳥(3人での食事なのに20本)
15時 良い子のおやつの時間は、コーヒー+ 果物(パイナップルやドラゴンフルーツ) +焼バナナ
夜) 18時30分
タイカレー +川魚(揚げ魚+蒸し魚) +ご飯大もりもり + 野菜炒め +春雨炒め+揚げた豚肉
食後) またもち米のお菓子
※これ記録してるだけで、おなかいっぱいになれます。
「おなかがいっぱいで、もう食べれない・・・」そんな言葉、通用しません。笑
「太るのが恐いのかい?心配するな。大丈夫だから。」と変な励ましをうけます。
・・・ちがう…本当につらいのに。
ある意味、言葉よりも習慣や感覚の違いがわかりあえないことが、結構大変ですよね。海外生活は。とはいえ、お客さんを歓迎するという好意でおもてなししてくれてるものだからと、はじめは頑張ってたのですが、最後の1週間は、本当にもうギブアップでした。笑
食べるの嫌い そんなことが頭をよぎる瞬間が何度もありました。その様子を察してくれた方々は、無理しなくていいから。残しても気にしないで!って言ってはくれるものの、食べる回数、ボリューム、進められ方は変わらなかったですね。笑
一方でタイの方々はモリモリ食べてました。
平気なんですね~。
なんで主食級のものをあんなに食べてもおなか壊さないのか、不思議で不思議でしょうがなかったのですが、後で聞いた話では、タイ人と日本人の胃の厚さは違うそうです。なるほど。
納得です。
東京で仕事をしていると、なんだかんだで1日1.5食ぐらいで済ませてしまうことが多かった香澄さんの胃は、限界値を超え、しくしく泣いてました。食べたいものが食べられるって、とってもありがたいことなんですけどね。
私がチェンライにいる間に、知り合いが遊びにくる機会が重なり、いっしょに生活をさせていただき、やっぱりその間は毎日パーティーのような豪華な食事は続きに続きました☆
とってもにぎやかでした。
「インドへ行ったら、毎日食事は1人か・・・」って思いながら、みんなでテーブルを囲み、ワイワイご飯を食べることを楽しみながら、チェンライ生活は幕を閉じました。
でも、やっぱりご飯は無理せず、おなかが空いたときに、おいしくいただきたいですね☆
さてさて今後ですが、27日~11月10日までインドです。西のデリーから入り、東のコルカタから抜けるルートで行ってまいります。
中身の予定はまだ決めてませんが、タイとは違った初めての感覚をたくさん吸収できることと思います。
~ガンジス川で、川の色を見る~
これが最大の目的です。
私は、以前タイに行ったときに国の色に興味を持ち、帰国後から色の勉強をしていたのですが、そんな中、先日チェンライで会った方が こんな面白いことを言ってました。
「その国の色彩感覚は、きっと川の水の色に関係がある」と。
タイとかインドの赤茶に濁った水の色に比べて、ノルウェーでみた川の水の色が、驚くほど透き通っていたと。ステキです。
あわせて、日本人の色彩感覚は繊細で素晴らしいともおっしゃってました。
世界の色をこの目で見てみたい。きっと、ここまで思いきった休みを取らずしても、死ぬまでに見てみたいと思ったものはみよう。
そんなことを思い、インドへ行ってまいります。
私の旅も、そろそろ終盤です。
11月12日には日本ですから。
では、またメールします。