今週日曜は、我が町一宮町の町議会選挙投票日です。
ワタクシは、あまり政治にはキョーミ無かったのですが、昨今地元の海岸整備でサーファーにとって大問題が持ち上がり、地元住民として「行政への発言」をせざる負えない状況です。一宮町唯一の「資源」と言える「海岸」に、どしどしテトラポッドが投入され、サーフィン・観光地曳網・海水浴などの観光資源が壊滅するカモしれないのです。
ワタクシ個人としましても、「サーフィン無くして人生ナシ」です。
元々は、海岸浸食防止目的で始まった海岸整備の一環で、テトラが投入されだしたのですが、これが九十九里浜の海流などの環境に適合せず、ナント逆により大きく海岸が浸食される事態を招いてしまい、テトラ投入前の1/3以下に海岸が減少してしまったのです。
学術的なムズカシー事はわかりませんが、簡単に言うと、流れの早い九十九里の海岸線ですので、海流が多くの砂をアッチ運んだりコッチに運んだりして、九十九里浜全体としてデッパったりヘッコンだりして、海岸が形成されていたのに、その流れを遮断するテトラが「離岸流」という、沖にだけ向かう流れを作りだしてしまい、海岸線間の横移動を妨げ、沖にだけ出てっチャってドンドン砂が減っちゃったんです。
この工事考えた役人、アホか?! ってなワケです。
おまけに、テトラ近辺は、この離岸流や渦などが発生してしまい、ここ数年は毎年海水浴客などが、テトラに挟まれて死亡事故も発生しています。この離岸流対策として、テトラ・堤防近辺は「立ち入り禁止」に!!
弊社も加盟している一宮町商工会には、全国的にも珍しい「サーフィン業組合」もある程、サーフィン産業の集積地になっています。人口12,000人の小さな町に、20軒近いサーフショップ・多くのサーフボード工場やウェットスーツ工房、サーフィン用品の輸入代理店や卸売店。
サーファー・海水浴・観光地曳網などの観光客相手の、ホテル・民宿・レストラン・飲食店・コンビニなどの観光サービス業。
多くの町民が、海岸という資源に関係して生活をしている町なのに、その資源がアホ行政の御蔭でパアになりつつあるんです。
ワタクシの友人で、志を持ったK君は、「一宮の海岸環境を考える会」を立ち上げ、行政に陳情活動をしており、4万人以上から工事見直しの署名を集めました。
町の観光業組合やサーフィン業組合も、同様。
サーフライダースファウンデーションという、千葉県のサーファーの有志団体も同様。
ところが、事業主の県や海岸を所管する国土交通省などは、一切聞く耳持たず状態で、工事を請け負う土木業者やその団体から逆の圧力が出る始末。。。。。
こりゃ^-^イカンという事で、我が町の住民、サーフショップを経営する鵜沢キヨヒサ君が立ちあがりました!町議選に立候補!モチロン、政策の目玉は「海岸線の保護」
ガンバッテ欲しいのデス!!