現在商談中の法人様よりルースケースの依頼を頂きました。
優秀社員褒章としてコーポレートリングを贈呈する仕組みをご検討中で、リングデザインは統一、受賞年度を毎年更新、センターストーンには社員さんお好みの石を載せるという仕組みです。
そのお好み石を実物を見て選んで頂く為に、Philip College Ring標準の人工宝石11種を専用のルースケースに入れてお納めする事になりました。
完全なプロユース=宝飾業の者がお客様に説明する なら11個のルースはもっと小さ目のケースに収納した方が良いのですが、社員さんが見せて、社員さんがお選びになるので、テプラなどで「1月誕生石 ガーネット」とかの表示が必要という事で、スペースに余裕のあるルースケースにしました。
ところで「ルース」とは裸石=カット済みでリングやペンダントなどに載せる前の石の意味です。宝石の原石は「ラフ」と言います。
↓↓↓↓↓こちらがダイヤモンドのラフ
このように不規則な形のラフをカット(切削と研磨)して↓↓↓↓↓ルース↓↓↓↓↓にします。
こちらは↓↓↓↓↓アメシストのラフ・クラスター(集合体)。山梨県などのお土産物屋さんで見た事がありませんか?
このクラスターをバラすとラフになります。
そんでもって、切削研磨してルースに↓↓↓↓↓
今日はコーポレートリングのお話しから始まり、宝石の呼び名のお勉強になりました。