気圧配置に大きな変化有り

週明けに日本付近の気圧配置に大きな変化がありました。台風の進路や今週末から行われるサーフィン五輪の波の状況を再精査してみます。

↓↓↓↓↓まず今朝の気圧配置図↓↓↓↓↓

予測通りフィリピンの東海上の熱低は台風6号になり、沖縄の南海上に進みましたが、日本海に中心がある高気圧の等圧線が東西に張っていたのがだんだん南北になってきています。昨晩香港付近で発生した7号はそのまま西進するので日本海域には何の影響も与えません。

別の配置図を見ると、上海付近に高気圧の等圧線がはみ出しています。

こうなると、沖縄の南東海上で停滞迷走すると思われた台風6号が、東シナ海側に入ってしまい、石垣島や宮古島、台湾付近で停滞迷走する模様になりました。日本の真東に小さな熱低が発生しましたが、海水温の低い海域なので消えちゃうでしょう。

↓↓↓↓↓衛生画像を見てみます↓↓↓↓↓

おっと、もう一つの熱低のタネ発見!!

NEW TDが熱低のタネです。

気象庁発表の6号7号の進路予測図に外房気象波浪研究所の新たな熱低の進路予想を書き加えました。

今週末に日本の南東海上に北上する可能性があります。もちろん気象予測なので必ずではありません。現状の気圧配置が続けば、小笠原諸島の付近で停滞又は西進する可能性もありますけど、ほぼ真っすぐ北上の可能性もあります。

つまり、今週末は6号からのうねりではなく、新熱低→8号からの南東うねりがオリンピック会場の一宮海岸に押し寄せるかもです。

ただ、気圧配置から風向きはオンショア傾向です。サイズがあるジャンク波かもですが、五輪選手達にとってはサイズのある波の方が良いし、観るにも迫力あるサーフィンが楽しめるかもです。

この数日、気圧配置図から目が離せません。

フィリップ カレッジリング