フィリピンの西の南シナ海で台風11号ノウルが発生しました。
通常はフィリピンの東の太平洋側で発生し、西進コースを取る台風はフィリピンを横断して南シナ海に抜けるのですが、この台風は太平洋側で熱低のままルソン島を横断し、南シナ海に入ってから発達して台風化したもので、珍しいパターンです。
でも、今年の台風のキーワードは「南シナ海・東シナ海」です。
内海の南東シナ海の水温が異常に高いのです。だから今年の夏からの台風のコースは南東シナ海経由がほとんど。
広域図を見ると、フィリピンの東やマーシャル諸島周辺に熱低の卵は見当たりません。
でも、三陸沖にある週末に雨を降らせた熱低崩れの低気圧からの東うねりが千葉の太平洋側にヒットして週末から肩頭の波が続いています。昨日・今日は北東と風向きが悪いですが、この気圧配置だと明日からまた南の風になるので明日の午後や金曜は波乗りを楽しめそうです。