昨晩、台風1号ヴォンフォンがフィリピンの東海上で発生しました。
昨年は1月には1号、2月には2号が発生する異常気象でしたが、今年は5月に1号発生、そして発生場所がフィリピンの東という「例年通り」のスタートになりました。社会は異常事態が続いていますが、逆に温暖化に歯止めがかかって、気象は正常化しているようです。
気象庁発表の進路予想図
998hp、瞬間最大風速で30m=通常風速15mと「ギリ台風」状態の小粒です。
フィリピン・ルソン島にほぼ上陸しながら北上し、バシー海峡で直角カーブし、沖縄の南海上へ・・という予想ですが、、、、広域気圧配置図も見てみましょう。
日本を含む中国北東部、極東ロシアはかなり気圧が入り組んでいます。これ、今週末にどうなるかわかりません。
併せて海水温分布図
バシー海峡を境に海水温は27-24度と一挙に下がるので、もし1号が北緯20度線を越えても発達しないか消滅するでしょう。
結論:波は期待出来ません。