さて、パーツを決めて揃ったら組付けをします。
手前の金銀2色の指輪は、、、なんていうんだっけ??あっ、そうそう「指カン」。
指カンの使い方と同時に組付け作業を解説しますね。
銀色パーツの組付けには金色の指カンだとパーツが良く見えるのです。今回は、真鍮・銅の金色パーツなので見やすいように銀色指カンを使います。
ヤットコと指カンでマルカンの切れ目を開きます。
開いたマルカンをチェーンの端に通します。
通したら、今度は閉じます。
反対側には、ロブスターフックをマルカンを介してチェーンに組付けます。
閉じ口が見えないくらい、しっかりと閉じます。
金属の形状記憶作用を利用し、一回で決めないといけません。何度も曲げ伸ばししていると「金属疲労」で弱くなるのです。ちょっとコツが要る作業です。
普通のアクセサリーはこのマルカンは閉じたままで終了ですが、Philip College Ringでは更にひと工程行います。閉じ口をプラズマ溶接で完全につなぐのです。
続く