緊急事態宣言から2週間を迎えました。息苦しい日々が続きますね。
昨日の日曜は快晴に恵まれました。
朝、いつものように海岸に波乗りに行くと、とても多くの人が海に入っていました・・・・・・・。とても近隣ローカルサーファーの数、全員を足しても絶対に届かない程の人数です。海岸近くの路上には路駐は見られないものの、海沿い道路のコインパーキングはほぼ満車。関東近隣の他県ナンバーばかりでした。オリンピックに備えて急速に整備された駐車場の多さが裏目に出ています。
肝心な事は、どうやら首都圏各地の休日の人出の自粛は出来ていないようです。
毎日の波乗りは、ランニングと同様のワタクシの健康維持運動です。海の中は「三密」ではないものの、ワタクシは人が集中している波が良いポイントを避けて、波は良くないのですが人がいない場所で30分程運動して上がってきました。
残念でした。
さて、今朝デスクにつき、恒例の市場動向チェックをしていてある事に気づきました。
そこで、いつもチェックする代表指標以外に「銅」の動向をチェック。
↓↓↓↓↓1年間の推移です。
1月中旬に世界的に新型コロナウィルス発生・拡大の認知がされた時に大きく急落し、しばらく下げ止まっていましたが、3月初中旬の欧米でも拡大し、3/13の米国での国家非常事態宣言を受けて再度の急落。4月初旬に、中国の生産再開とアメリカでの緩和見通しを受けて、ジリジリ上昇。
銅は、電気関連部品の主要素材でもあり、機械・設備・建物などハード生産で鉄と並ぶ主要素材でもありますので、世界的な製造業の「米」とも言えます。つまり、銅は生産力=市場動向としてかなり敏感に反応している事がわかります。
そして原油↓↓↓↓↓同じ1年推移グラフ。
やはり1月に下がりだしましたが、銅と比べて曲線が緩いのは、サウジ・ロシアなど産油国で価格維持政策が行われた影響です。しかし、3月の欧米各地の非常事態宣言を受けてたまらず急落。世界的経済活動縮小にも関わらず、主要産油国で減産が行われていないので、銅のように持ち上がりません。この5年間で最安値を付けました。
つまり銅・原油など生産の「米」は、市場動向と生産にわかりやすく連動して価格が動いています。
株価をみます。まず日経平均1年推移。↓↓↓↓↓
そしてNYダウ↓↓↓↓↓
東京市場とNY市場はみごとなまでにシンクロしていますね。
ひとつだけ原油・銅と違うのは、1月に下げの反応が無かった事。さすがに3月に入り、大暴落していますが1月時点では、コロナが「中国国内問題」と捉えられていたようです。株式市場は、商品市場に比べると以外な事に少々のんきかも???
ワタクシもそう思いました。だってSARSやMARS、エボラでさえ地域の疫病だったんですもの。