B.LEAGUE中盤戦終了

1/18にオールスターゲームが行われたB.LEAGUE。その休み明けの先週末、全60試合中32試合が行われて中盤戦から折り返しになりました。

 

各地区順位を見てみましょう。

 

東地区

おっと、、、ブレックスが首位陥落です。アルバが首位。ブレックスこの4試合を1勝3敗と負け越しての首位陥落です。サンロッカーズとジェッツが勝率で並びました。ブレックスの調子が戻らず、この後の4試合をまたもや1勝3敗になっちゃうと、天皇杯優勝で勢いにのるサンロッカーズと復調してきたジェッツに並ばれる可能性があります。

 

相変わらずの「死の地区」です。

 

 

さて中地区。

サンダース強し。実力のあるシーホースがジワジワ順位を上げてきました。ビーコルは定位置に近づきつつあります。ロゴマークを変えた富山グラウジーズ、どうも見慣れないので「んっ?これどこ?」ってなっちゃいます。優勝経験こそありませんが、bjリーグ時代から10数年間見慣れたロゴが変わるとどうもねーーー。

 

 

西地区。

エベッサとキングスが激しく競り合う1位2位です。3位ハンナリーズ以下は勝率5割に届きません。

 

えっと、、、仮にこの時点でプレイオフ進出チームを決めるとすると、

 

東1位アルバ、2位ブレックス、中1位サンダース、西1位エベッサ、2位キングスまでは問題無し。

 

中2位のシーホースの勝率は.438!!??ちょっと待ってよ、、東3位4位のロッカーズ、ジェッツは.688。西3位のハンナリーズでさえ.469。こりゃイカんですな。

 

 

えっと、、、大問題は強豪ひしめく東地区の編成です。こうなると、東西南北の地理的要件での地区分けをやめる必要がありそうです。

 

確かに対戦相手が北海道vs沖縄だと互いの遠征費がかさむし、アウェイのファンの来場も見込めません。しかし現状レギュレーションのリーグ戦そのものが自地区総当たり6回戦、他地区総当たり2回戦、任意で選ばれる他地区3クラブと2回戦と合計60試合です。つまり自地区戦30試合、他地区戦30試合の半々。つまり半分の試合は他地区チームとの対戦ですので、遠征費やアウェイ入場者の件の重みはさほど大きくないのでは?

 

4シーズン目のB.LEAGUE、もし今シーズンのプレイオフ進出チームで勝率などに疑義のある場合、地区分けを再考するか、プレイオフ進出レギュレーションそのものを再考する必要があるかもです。

 

米4大スポーツは常に「接戦」「激戦」「公平」「興奮」を目的にレギュレーションを変更しています。

 

日本人は決まった事を生真面目に、、、いや偏執的に守り、「変化」を是としない傾向がありますが、やはりプロスポーツはエンターテインメントビジネスですから、「冷める」要素は取り除かねばならないと思います。

 

フィリップ カレッジリング

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