USサイズゲージ

指輪の米国サイズのサイズゲージを購入しました。

 

あるプロスポーツチームさんのチャンピオンリングの受注を頂き、外国人選手も多く在籍しているので大きなサイズをお測り頂けるように準備です。

 

日本のJIS規格サイズは、1号から30号までしか規格がありません。

 

日本人男性の注文リングの平均値は20号ですが、Philip College Ringの作るチャンピオンリングは大柄のアスリートさん達が多いので平均24-25号ってところですが、外国人選手になると30号超えもあるんです。地金たっぷりのチャンピオンリングなら技術的には40号近くまで作れますが、着用者ご本人のサイズが測れないという事態になるのです。

 

でっかいチャンピオンリングを小指にしてよ・・・とは言えません。そういう時の為にUSサイズゲージを常備しています。1組あるのですが、紛失等も考え予備を調達しました。

 

数字が最大【15】ですが、ワタクシの親指に通すとこんな感じに

↓↓↓↓↓

US15は、JIS規格でいうと34号。

 

JISとUS/ISO/UK(英国)の比較表↓↓↓↓↓

USとUKをJISに照合すると「18-18 1/2」とか「Y~Z」とか幅があります。まあ、日本的に言うとUSとUKサイズはおおざっぱに見えます。

 

しかし、本当はUSとUKサイズの方が指輪のサイズの考え方としては合理的なのです。なぜならば、人間の指サイズは血圧・体調などで±1号程度は増減します。例えば「US18でもイケるしUS19でもイケる。US18はちょっとキツめ、US19はちょっとユルめ」っていう時は、US18 1/2で作ればOKって事です。

 

でもそれをJISにするとJIS40からJIS42の間になりますね。そうなんです。その人の指サイズは中間値が41号で、40号も42号もイケるんです。

 

 

でも、日本のお客様からは「20.5号でお願い」ってなリクエストもあります。きっと19号でもイケるし20号でもイケる=US9からUS10の間=US9 1/2=20号なんですよね。あっ、、、ちなみにJIS規格もISO規格もプラスマイナス0.5が許容値になっております。つまり、既製品の指輪の20.5号は20号で表示しても21号で表示してもOKなんですよね。

 

 

まあ、、、、お客様と議論してもしたかないので、20.5号でお作りしますけどね。

フィリップ カレッジリング

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