いよいよB.LEAGUE2018-19シーズンの王者を決める決戦が行われます。
5/11(土) 横浜アリーナ 15:10 Tip Off
対戦カードは昨年と同じ組み合わせのジェッツvsアルバクル
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昨年は前半からアルバが飛ばしますが最大10点差程度でジェッツが粘りました。しかし3Qでジェッツの粘りが失速し、終わってみれば85-60とアルバの完勝でした。
バスケットボールのスコアは、10点差以上なら完敗。10点差未満なら善戦、2-3点差なら運です。つまりフィールドゴール若しくは3Pシュートが時間内に決まるか決まらないかの2-3点差と言うのは、時計が味方したかしないかだけの差。
そして10点差未満のヒトケタ得点差は、だいたいフリースローの精度が大きく影響します。ゲーム中、各チームとも10回程度のフリースローが与えられます。10回2ショットとして、100%決めれば20点、75%なら15点、50%なら10点。フリースロー成功率はプロ選手なら70%平均。つまり4本に3本は決めるものですが、決勝戦などプレッシャーのかかるゲームでは、「うまく行かない」時もあります。
両チームとも、各オフェンスでコンスタントに得点を積み重ねたとしたら、上記のようにフリースローで片方が平均値の75%成功、もう片方が調子悪くて50%なら5点差という事になるのです。
昨年の85-60の15点差は、まさにアルバ完勝、ジェッツ完敗でした。
ジェッツ、今年は負けられません。
今年のジェッツはゲーム途中での「失速」が無いんです。リーグ戦、天皇杯、プレイオフ、どのゲームを見てもベンチもオンコートの選手も集中力が途切れることなく、競り合いでもリードされていても、必ず勝ちにつなげる粘り強さで、リーグ戦60戦52勝8敗 勝率.867とリーグ新記録を打ち立てました。プレイオフまで含めると64戦56勝8敗 勝率.875!!!
しかし、昨年王者のアルバの強さもさすがというべきです。
リーグ戦では開幕から前半戦に調子が上がらず、東地区3位となりワイルドカードでのプレイオフ進出ですが、準々決勝で中地区1位のアルビレックスに2連勝、準決勝で西地区1位のキングスと2勝1敗と中地区西地区の1位を蹴散らしての2年連続決勝進出。
別の見方をすれば、東地区3位は中西地区の1位より上回るという事です。
どちらのチームもタレント揃いですが、あえて1人づつキーマンを上げるとすれば、ジェッツ富樫勇樹とアルバ田中大貴。
富樫は身長167㎝とプロバスケ選手では少数派の身長170cm以下ながら、逆にその身長の低さを生かし、更に低い姿勢での超速ドリブルで相手チームのディフェンスを切り裂きます。まさに「体ごと股抜き」みたいな感じ・・・・。司令塔としてのゲームメイクだけではなく、驚異的な3Pシューターでもあり、チームの圧倒的得点源でもあります。
田中大貴は、一言でいうと「バスケエリート」。
身長192㎝、インサイド良し、アウトサイドでのゲームコントロール良し。ディフェンス良し、得点源でもあるというバランスの取れたプレイスタイル。高校時代にインターハイ、ウィンターカップに出場。大学時代は、全日本大学選手権優勝。アルバルクに入団し、現在は富樫とともに日本代表。
ちなみに富樫は、天皇杯3連覇でチャンピオンリング3個、大貴は昨年のB.LEAGUEチャンピオンリング1個とともにチャンピオンリングホルダー。
どっちもがんばれ!!!
もちろん5/11は横浜アリーナに参戦します。
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