南海上に強力が熱低が2つ発生しています。
日本付近は季節の代わり目特有のごちゃごちゃした気圧配置。でも、大きくは西高東低の冬型。
ひとつはフィリピンのミンダナオ島のすぐ東海上。こいつを熱低27とします。
もうひとつはマーシャル諸島海域、こいつを熱低28とします。
海水温を見てみると、、、
熱低のある海域は未だに30℃超えの暖かいエリアですので、二つとも発達して台風化するでしょう。
衛星画像を見ます。
熱低27はフィリピンの北半分に雨を降らせているようです。筋状の雲が集まりつつあり、発達中を示しています。今日にも熱低27から台風27号になるでしょう。
熱低28は、まだ雲が十分に集まっていませんので、台風化するのは今週中旬以降でしょう。
さて、季節の変わり目で予測が難しいですが、外房気象波浪研究所が総力を挙げて今年最後になるであろう台風の進路を予測します。
まず熱低27(台風27号)は、フィリピン中部を横断して東シナ海に抜けるでしょう。
マニラなど都市部の被害が心配です。
熱低28(台風28号)は、ちょっと期待出来ます。
水温の暖かいエリアで勢力を増しながら北西進し、ルソン島の東北緯20度線の辺りで北上に転じるはずです。気圧配置が混み入っていますが、中国大陸から東シナ海エリアは大きく大陸性高気圧圏内。対して日本の東海上のエリアは気圧空白地帯ですので、こういった予測になります。
北緯20度線を越えるのは今週木金当りかな?
ってコトは、土日には南西うねりが期待できるかもです!!!!