盛んに台風24号チャーミーの進路がTV等で報道されています。
今朝の気象庁の進路予想図。
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3日後までの予報円ですが、かなり小さくなってきました。
沖縄本島周辺でほぼ直角に北東転進するのは間違い無さそうです。
問題はその後の進路。
東シナ海側を通るか?太平洋側を通るかで危険度合いが変ります。
民間気象会社は5日間進路予想図を出しています。
ほぼ列島縦断進路です。
予報円中心より西側進路を取ると危険度が増します。
東側(南側)進路に逸れえば逸れる程危険度は低下。
もしこの進路予想図の中心を通るとすれば、災害発生の恐れが高い地域は、紀伊半島を含む近畿地方、東海地方、岐阜長野、北関東、東北の日本海側となります。台風は、半日単位で速度や進路がコロコロ変わります。進路上にあたる地域にお住まいの方は、接近前に対策をお勧めします。
現時点では、西日本は土曜の内に、東日本は日曜までに、自宅の雨戸やシャッターを、庭や周辺で飛んでしまいそうなものを片付けるなどの対策を。河川や海岸の近く、ガケの近くなどの立地の場合は、避難の準備や早めの避難を。
さて、波の方ですが今朝の時点で台風の南西うねりは、静岡以西の西日本には既に到達しているようです。波情報によると、静岡の浜松・御前崎では既にオーバーヘッドの波。今日、午後には湘南・南房総にもうねりが到達するでしょう。
このような場合、うねりは急激にアップします。
本当に突然です。
つい今まで、腰腹胸程度の小さめのうねりで初心者でも楽しめるサイズだったものが、突然、肩・頭・オーバーヘッドのお化け波が「セット(複数の波が続けざまに)」で入ってきます。こうした場合、カレント(離岸流・潮の流れ)が読めない、パドリング力が弱い初心者サーファーが遭難する典型的なパターンになります。
要注意です。
さて、広域図を見ると既に台風25号の卵があります。
今回も同じエリア、マリアナ諸島海域に低気圧です。
そして、関東真東に小さめの熱低もありますが、こいつは無視出来ます。
この24号が列島縦断で、秋雨前線を動かした後の気圧配置が見えませんが、連続して来週末も台風襲来の可能性があります。