昨日未明に発生した北海道の大地震、1日経って被害の全容が報道されつつあります。かなりの被害です。電力、水道、交通、市民生活にしばらく悪影響が出てしまいますね。
我々被災地以外の者は、お見舞いの心を持ちつつ、極力通常の社会活動を継続する事で、社会が正常に機能し、被災地への間接的支援になる事を忘れないようにしましょう。
大阪地震の後のブログにも書きましたが、東日本大震災後の【日本全国自粛ムード】で社会が混乱し、経済も疲弊しました。そこで政府・経済界主導で、BCP=Business continuity planning事業継続計画の取り組みが進められています。災害などが発生した際、企業・団体・自治体などは出来るだけ早く、機能を回復し、社会生活への悪影響を最小限に抑えようという社会全体の取り組みを指します。
社会と経済は循環関係にあります。ヘンな自粛は、社会の機能不全を招き、被災地の復旧復興の足を引っ張るだけでなく、経済にも悪影響を及ぼします。
個人としては、感情的に被災地への遠慮から、外出・旅行・イベント参加・事業などのを取りやめる事が社会の機能を損なう事となり、経済的損失=被災地支援への費用減 となる事を忘れないようにしましょう。
感情的判断と風評には、冷静に対処しましょう。
風評は100%間違い。
感情的判断もほぼ間違い。
感情は人間の内部に留め、社会活動は平常に行う事が大切です。
さて、気分一新で気圧配置図を見てみましょう。
沖縄近海に熱低があります。1両日中に台風になる可能性もありますが、雲の集まりも悪く、さほど発達せずに東シナ海に抜けるでしょう。
日本付近は、相変わらずの強い勢力の太平洋高気圧が日本の南東海上に居座り、寒さをもたらすシベリア寒気団高気圧がモンゴル付近まで迫ってきています。その狭間になっている日本列島には、前線が二つも混みあっています。
広域図をみましょう。
マーシャル諸島近辺に低気圧有り。海水温30℃超えの海域なので、今後 熱低→台風になる可能性大。
この低気圧が台風化し、日本に接近・通過した後、ガラっと秋の気候になるでしょう。
しかし、現在のところ発生もしていませんので、進路は不明です。