CHPファミリーカップ2018

地元の老舗サーフショップ、CHP(カリフォルニアハワイプロモーション)の年に1度のお祭り、「CHP Family Cup 2018」が7/22(日)に一宮サンライズポイントで行われました。

仙台、銚子、浜松、横浜、宮崎などCHPのフランチャイズ店やCHPブランド取扱店ユーザー全員が参加出来るCHPファミリーのお祭り大会です。

 

エントリー総数約200名。クラス分けは、NSA(日本サーフィン連盟)基準に従い、1A/2A/3A/シニア/マスター/ロングボード/レディースで予選からファイナルまでを競います。

 

ワタクシは、45歳以上のマスタークラス。今年、45歳になったユーザーが非常に多いようで、例年20名程のエントリーだったものが今年は33名のエントリー数に。。。58歳のワタクシが13歳下の45歳と戦う・・・ちょっと無理がありますが、元々若者のスポーツという概念の元のクラス分けですので、「45歳以上」が最高齢クラスなのです。

 

この大会開始前に二つのアクシデントが。

まず、霧。

午前6時予選開始予定だったのですが、夏の一宮名物、霧が濃く危険・・・ビーチからのジャッジもみえという事で、霧が晴れるまで約1時間延期。予選1回戦の選手達は、ゼッケン(色で分けます)を付けて波打ち際でスタンバイ。

 

この延期の最中、一般サーファーがコンテストエリアでサーフィンしていた(うっすら見える)のですが、波打ち際でスタンバイしていた選手2名程が、ヒート開始のアナウンスも無いのに何故かパドルアウトし出しました。。

 

10m程沖で、この2名がナニヤラ手を振っています。霧が濃くてよく見えませんが、どうやら溺れている人を救助している模様。

 

コンテスト・アナウンスが気付き、「溺れている人がいます。救助ご協力願います」。若いの数名がサポートに向かうと、ナント水着の女性サーファーが抱えられてビーチに。救助している人は「電話ポース」をしているので、大会事務局が地元消防へ119番。

 

続いてコンテストアナウンスは、「どなたかお医者様はいらっしゃいませんか?」。男女1名づつ、2名のドクターサーファーが駆け寄りました。救助当初は意識を失っていた様子で、ワタクシもタオルを持って駆け寄りましたが、まるで死者のような青白い顔に紫色のくちびる。

 

駆け寄ったドクター達が救命処置を施し、手を丸くして合図。

OK つまり生きてる。

しばらくの後に救急隊員が到着し、患者を引き渡し。

 

真夏とは言え、このところの南風の影響で水温は15-17℃。そして、濃い霧で前後左右が判らなくなり、次の波も見えない状態。波に巻かれてどっちが上か分からなくなり、溺れてしまい、低体温症という事だったようです。

 

その後、午前7時頃に霧も晴れ、コンテストスタート。

 

ワタクシは、マスタークラス予選第1ラウンドで、1本しか波に乗れず予選落ち。乗った1本は、まあまあだったのですが、12分のヒート中に最低2本乗らないといけないのでした。だって、波、こなかったんだもん。

フィリップ カレッジリング

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