「異例のコース」と盛んにTVの気象コーナーで解説されている台風12号が接近中です。
このブログを入力している7/28(土)午前9時時点で、伊豆諸島八丈島の南東海上に位置し、965hp 風速55m、比較的小型(弱いという意味では無く台風の中心の雲の範囲が狭いという意味)で北西進中です。
そして、やはり太平洋高気圧の等圧線が押し下がってきたので、速度が落ちています。昨日の気象庁予想より約20時間遅れの上陸となりそう。
千葉では、今朝からいきなり音を立てて降る短時間の雨と、ポツポツと降る雨が交互に繰り返されています。
要注意は、「小型」であるという事です。「小型」と聞くと「さほど強くない台風」と誤った理解をされる方が多いです。台風の大型、小型は中心雲の範囲のを表現する気象用語で、勢力や風速の強弱を表していません。
今回の12号は、「小型で勢力が強い」ものです。
つまり、接近するといきなり雨風が強くなるという現象が起きます。
台風のコース上にある地域では、
大粒の雨が突然降ったり止んだりを繰り返す
風はさほど強くない
という気象から、突然
バケツをひっくり返したような雨が降り
立っていられない程の風が吹きつける
これが台風が通過するまで続く
という気象に瞬時に変わる危険性大です。
今日明日は、不要不急の外出は控えた方が良いでしょう。