台風10号発生、その後台風量産の予感

17日夜の発生した台風10号が沖縄諸島に接近中です。その前に、南シナ海で発生し、海南島方面に上陸した9号は、既に温帯低気圧化しました。

この10号は、前回のスーパー台風8号とほぼ同じ進路を取るでしょう。

沖縄を横断した後に上海の南側に上陸するものと思われます。

 

それにしても暑い・・・

上の気圧配置図に高気圧圏を網掛けしました。

日本列島全域が太平洋高気圧にすっぽり!

更に広域気圧配置図を見ると、トンデモ無い事に気付きます。

高気圧の風は時計回りですので、等圧線に沿って南太平洋の暖かい風が日本にどんどん供給されているのです。こりゃ、熱いわ・・・

 

海水温分布図と気象衛星画像を見てみましょう。

台風10号付近は、暴風の影響で海水がかき混ざり、深海の冷たい海水が表面に出てきているので、赤が濃くなっています。でも、それ以外の北緯20℃線以南は、ピンク色の25-29℃のエリア。そして、30℃のエリアがルソン島東とマリアナ諸島周辺に。

という事は、衛星画像で緩く集まりつつあるふたつの雲は、近々に熱低化→その後台風になる可能性大です。今年は、台風大量生産年になりそうです。

 

さて、波の方ですが、既に台風10号の南東うねりが千葉の東海岸に届き始めています。今週末は、南西オフショア、肩頭のグッドコンディションになるでしょう。

 

フィリップ カレッジリング

コメントを残す