九州、西日本、中部各地が大雨災害で大変です。
そこに、南海上の台風8号マリアが勢力を蓄え、最悪とは言えませんがマズいコースを取りそうです。。。。
今朝の気圧配置図↓↓↓↓↓
今も西日本に雨を降らせている台風7号を吸収した梅雨前線の中心は能登半島にあり、東西に伸びています。
マリアナ諸島海域の8号は、太平洋高気圧の東西に延びる等圧線に阻まれ、暖かい海水温の海域にほぼ4日間に渡って停滞し、ナント・・・勢力を920hpまで蓄えてしまいました。スーパー台風です。
瞬間最大風速75m
暴風域直径130㎞
強風域直径 約400㎞
温暖化の間接的影響か、大型化・強力化している近年の台風ですが、稀に見る強烈な勢力です。
そして、進路予想図と気圧配置図を重ねると
舌のように張出した高気圧の等圧線により、日本本土に向かっての北上はなさそうですが、これ、マズいコースなんです。
なぜマズいかと言うと、、、↓↓↓↓↓
現在、西日本の大雨を降らせている梅雨前線は、この週末に小康状態になると思われますが、そこに週明けから黄色破線の8号から吹く南の湿った暖かい空気と赤破線の太平洋高気圧が運ぶ同じく南の空気が供給され、再び活発化の恐れ。
そして、ピンク線は気象庁発表の8号予測進路で、北西進し、沖縄諸島を横断し、上海方面に向かいます。北北西進して、現在大雨災害になっている西日本に接近・・というのが最悪のコースですが、それは回避出来そう。
きっと中国大陸に上陸した後に温帯低気圧化しますが、またまた梅雨前線の尻尾につながり、台風崩れの大雨を降らせる前線に化すという構図になり、来週いっぱい日本列島は雨に晒される事になるかもです。
波の方は、早ければ7/8(日)から南・南東うねりが太平洋岸に届きはじめ、7/9(月)にはしっかりしたタイフーンスウェルになるでしょう。
ピークは7/10-7/11の南うねりです。