南シナ海に小型の台風4号が発生し、フィリピン東海上の熱低がもうすぐ台風5号になります。
気象衛星画像を見ると、フィリピンの東とマーシャル諸島周辺にあった雲が一つにまとまってしまいました!!
↑↑↑↑上の画像は、6/3時点の衛星画像。この時は、フィリピンの東の小さな雲の塊りとマーシャル諸島周辺の緩やかに集まってくる雲は二つに分かれていると予想しましたが、今朝の衛星画像では大きな一つの熱低にまとまってしまいました。↓↓↓↓↓
コレ、危険デス。
香港周辺の台風4号は、勢力弱く、もうすぐ熱低に戻るでしょうけど、コイツは今後発生する5号と一緒になって日本列島に悪さをします。
外房気象波浪研究所の予測はと、、
台風4号は1-2日中に熱低になりますが、梅雨前線の延長になり、水温30℃超えの南シナ海の暖かい空気を梅雨前線に供給します。前線は、日本の南東海上にある強い太平洋高気圧に押し上げられ、現在位置より少し北上するでしょう。(赤と青のシマシマ線が予測位置)
そして2-3日内に発生するだろう5号は、前線に沿って北東進するはずです。この5号も南太平洋の暖かく湿った空気を梅雨前線に供給。結果、日本列島は西日本を中心に大雨警戒デス。4号と5号から送り込まれる暖かい空気が赤の破線。黄色太線が現時点での、台風予測進路。
ただ、数日後の気圧配置によっては、今後様々なコースと影響が考えられます。
1. 上記予想図通りの台風進路
この場合、沖縄、九州を中心に全国的に大雨。
太平洋側の波はそこそこ良く、台風接近前と通過後に波乗り可。
2. 台風が真北進路を取り、東シナ海へ。
沖縄、九州、日本海側の各地が大雨。
波の方はダメ。
3. 台風5号の北上が遅く、停滞。
西日本中心にそこそこの大雨。
波の方は、その後の進路次第。
この数日間、1日数回の気圧配置図チェックが欠かせません。