5/26B.LEAGUEチャンピオンシップFINAL

いよいよ明日5/26(土) 横浜アリーナにて2年目のB.LEAGUE王者が決定します。

アルバルク東京 vs 千葉ジェッツ


 

共にB1東地区に所属、リーグ戦順位はジェッツが1位、アルバが2位でしたが、ジェッツvsアルバの直接対決戦績では、6戦4勝2敗とアルバ優勢という逆転現象もあります。

 

アルバは知名度こそ低いですが、トヨタ自動車バスケットボール部として1948年創部の日本実業団バスケの最古参。全国タイトルはトヨタ時代に17回、アルバルク東京になってから2007年と2012年に天皇杯を獲得している名門チームで、2001-02シーズンには田臥勇太も在籍していました。

 

対する千葉ジェッツは、アルバと正反対と言えるチーム。

2010年に千葉県船橋市周辺の有志が集まり、当初からプロチームとしての立ち上げ。2011-12シーズンに旧bjリーグに参入し、2013-14シーズンからNBLに移籍。設立当初は集客に苦しみ、経営危機に陥ったが現社長の島田氏が2012年に代表に就任してから、地域密着活動とホームゲームのエンターティンメント強化で集客が大幅にアップ。2015-16シーズンには旧bj/旧NBLを通じてNo1の集客実績となるなど「雑草チーム」。

 

 

ようは「実業団の名門」対「新興プロチーム」の対決です。

 

注目選手を見てみましょう。

 

ジェッツは何と言っても富樫勇樹。

ブレックスの田臥勇太に次いで、日本人で2人しかいない米NBAチームと契約を結んだことがある選手。身長167cmとバスケ選手の中では「最も身長が低い部類」と言えるでしょう。高校時代にアメリカ留学、帰国後旧bjリーグの秋田ノーザンハピネツとプロ契約を結び、2シーズン在籍。2014年に再渡米し、NBAダラスマーベリックスと契約。その後イタリアセリエAに移籍し、2015-16シーズンに帰国し、千葉ジェッツに入団。

 

オフェンスの司令塔で、低い身長に加え腰を低く落とした姿勢の抜群のドリブルワークで攻め込み、相手ディフェンスを翻弄します。

 

 

対するアルバのエースは、日本代表:田中大貴。

東海大で全日本大学選手権を数回優勝に導き、MVPなどのタイトルを総なめ。2012年から日本代表選手。2014年に卒業と同時にアルバルクへ入団。身長193cmと何もかも富樫勇樹と正反対の「日本バスケのエリート」。とにかく点取り屋です。

 

 

他の注目選手としては、ジェッツのマイケル・パーカー。

2008年に旧bjのライジング福岡から、島根スサノオマジック、和歌山トライアンズ、アルバクルと10年に渡り日本のバスケ各チームを渡り歩き、2015年には帰化して日本国籍を持っています。日本のバスケを知り尽くした外国人選手という訳で、チーム内の外国人選手のまとめ役でもあります。

 

アルバは馬場雄大。

田中大貴とともに「バスケエリート」。高校時代はウィンターカップ、筑波大時代はインカレ優勝2回、2015年にはユニバーシアードで日本代表に選出され、卒業後にアルバに入団の経歴。

 

チームそのものもエース級選手達も何もかも正反対の「名門」vs「雑草」対決です!

5/26は、NHK-BSやスポナビライブでファイナルが生中継されます!

フィリップ カレッジリング

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