「越境EC」という言葉があります。
かれこれ10年近く前からある言葉で、「国境を越えた電子商取引」、ようは外国のウェブサイトで買い物をする、又はその逆で日本の通販サイトから外国人が購入する事です。
ワタクシもよくアメリカの業者のサイトに工具や人工石などを注文する事があります。他には、5年以上前ですが女性へのギフトでイタリアはフィレンツエの革製品メーカーのサイトでユーロ建てで買い物をした事もあります。ようは「個人輸入」ですね。
最近、日本国内のビジネス市場で言われている「越境EC」は、どちらかと「輸出型」の海外のエンドユーザーに日本製品を越境販売する事が注目されています。
ワタクシの古くからの友人で、タイの大手ジュエリーメーカーの日本支社長をしているS君は、楽天市場でタイ産の純金ジュエリーを販売していますが、楽天市場の「グローバルマーケット」という海外向け越境ECにも出店したそうです。
こちらが日本のサイト
↓↓↓↓↓
こちらがグローバルサイト
↓↓↓↓↓
メインターゲットは中国かと思いきや、米欧諸国もターゲットにしているようです。グローバルサイトのバナーを見ると楽天がスポンサー契約をしている米NBAのゴールデンステート・ウォーリアーズやFCバルセロナの選手の画像がアピールしています。
NBAはもちろんアメリカ国内向け。
FCバルサはスペイン始めヨーロッパ諸国にアピールする事でしょう。
Philip College Ringも越境ECを考えなければいけない時が来るかもですね。