ワタクシ、毎朝仕事始めに以下のチェックを欠かしません。
会社員時代からの数十年の習慣です。
1. 円ドル為替レート
2. WTI(テキサス軽質油)価格(ドル/バレル)
3. NY金地金価格(ドル/トロイオンス)
4. NY銀地金価格
Philip College Ringの主原材料、金・銀・宝石類はほぼ100%輸入頼り。
一部の天然石は、国内で調達しますが、元々は輸入物。
日本には、金銀宝石はほぼありません。
ドル建てで支払いますので、為替レートは支払額を直撃します。金地金・銀地金相場は、すぐには支払が変わりませんが、ある一定水準になると取引きの単位当たり価格が変動します。原油価格は、事業直接の影響はありませんが、Fedexなどの国際宅急便のフレート(運賃)の大きな部分を占める燃油サーチャージに変動を与えますし、海外出張が多いので、これまたチケット代に含まれるサーチャージの目安になります。
ワタクシ、現在は株をやりませんが、20年近く前、会社を退職した際にストックオプションでいくらかの株をもらっていたので、それを元手に7-8年間、ネット証券口座で株をしていました。現在、ネット証券口座は長い休眠状態ですが、いまだにその証券会社から毎朝株価に関するメルマガが着信しますので、さっと目を通しています。
ワタクシ、当然ですが投資や証券債券は素人ですが、長年これらの数字を毎日毎日見ていると、一定の傾向に気付きます。
簡単に言うと、
円安=日本の輸出企業の業績向上=日経平均株価上昇
円高=その逆
そして円高=原油・金銀安、円安=原油・金銀高になります。
株高=原油・金銀安 、株安=原油・金銀高です。
昨年暮れから、その傾向に少しヘンテコな動きがあります。
NYダウジョーンズ株価は、史上最高値を更新中で、明らかなバブル。
1900年から2016年までの116年間のグラフです。
2016年末は、20,000弱で終わっていますが、2017年から今年2018年始めには23000ドル超え、昨日1/11のNYは25574ドルとはたまた最高値更新中。
ダウと日経平均は、歴史的にはほぼ連動しませんでしたが、昨今は連動傾向が強くなっています。別のグラフを見ます。
日経平均は1990年にバブル絶頂期で4万円近くまで行きましたが、2000年には1/4の1万円割れ。
じわじわ持ち直したところに2009年のリーマンショックで再び1万円割れ。
2011年には震災で1万円割れ。
それ以降は、ダウと連動する傾向です。
先ほどの1900年からのグラフではなく、1980年からのダウジョーンズ。
2002年の下げは何が原因かしりません。
2009年はリーマンショックですね。
でも、日経平均と比べると、デコボコしながらも穏やかに右肩上がり傾向。
アメリカでは今、あのトランプ大統領が混乱した政治状況を作っていますが、経済は知らん顔で最高値更新中です。
もし、トランプ大統領がワケのわからん突拍子も無い政策を実行したりしたら、「パンっ」って音を立ててバブルが弾けそうです。
そして連日、株高なのに年明けからは円高傾向・・・・。
ナニが起こるのでしょうか??
ワタクシ、ちょっと心配デス。