来季のB.LEAGUEレギュレーション

6/8に来季2017-18のB.LEAGUEの地区分けやレギュレーションの変更が発表になりました。

 

まず、大きな変動は東中西の3地区に所属するチーム編成の見直し。

何と言っても東地区のメンバーが強烈!!

 

初代チャンピオンのブレックス、天皇杯チャンピオンのジェッツ、昨季最高勝率のブレイブサンダース、セミファイナリストのアルバルクの4強が入っている「超激戦地区」となりました。でもしかたありません。昨シーズンの成績で東北2チーム(仙台・秋田)がB2に降格し、昇格したのは西宮と島根というどっぷり西日本の2チームです。そこで、昨シーズンは中地区だった川崎と渋谷が横滑りで東地区へ。結果、「死の地区」となりました。

 

中地区は、大きく顔ぶれ変わらずですが、横浜ビーコルセアーズが昨季東地区だったのが中地区に移籍。西地区は、B1昇格の西宮ストークスと島根スサノオマジックが加入。

 

 

そしてシーズン試合数60試合は変わりませんが、他地区との交流戦が増えました。

 

という事は、中・西地区の各チームも、東の強豪4チームと当たる回数が増え、地区間のチーム力差を平準化する事になるでしょう。

 

大きな課題と言われた2点は変更無し。

 

ひとつは、ファイナルが一発勝負で良いのか?論

NBAやMLB、日本のプロ野球やJリーグも優勝決定には複数試合行っていますので、このような論が出るのでしょう。しかし、ワタクシ的には、一発勝負でOKと思います。世界最高峰のスポーツイベントNFLスーパーボウルは一発勝負です。一発勝負だからこそ、決勝戦1試合の価値が高いのです。観戦価値、放映権の価値、報道の価値などですね。事実、5/27のファイナルは試合内容もエンターテイメントも抜群でした。

 

もう一つは、プレイオフの際の「3試合目」の在り方。

昨季は、2戦して1勝1敗になると前後半各5分という短い3試合目を行い、決着を付けました。24秒ルールがある性格上、5分間という事は各々が各6回程度オフェンス・ディフェンス機会があり、1回の3Pシュートで結果が決まってしまうというような事があります。攻守の時間配分の微妙な差で12:13で終了ブザーが鳴っちゃうとか・・・・。この終わり方って、「試合途中」のようですよね。。。

 

う~う~、、ワタクシ的にはプレイオフはまともに3試合づつ行い、2戦先勝での勝ち上がりとすべきと考えます。

 

60試合のリーグ戦を勝ち抜き、上位1/3チームが出場するプレイオフ。

そのプレイオフでは、3試合行い2勝してのファイナル進出という事は、「運」だけではファイナリストになれないという精査機能が働き、最後のファイナルでは一発勝負という何が起こるかわからないワクワク感も、プロスポーツのエンターテイメント性でしょう。

 

 

とは言え、まだ1シーズン終わったばかり。

コロコロころころレギュレーションを変えるべきでは無い・・論が正常ですわ。

 

ちなみにB2地区割は以下の通り。

東地区の仙台、秋田の早期B1復帰は?

中地区の茨城ロボッツ、信州ブレイブウォーリアーズには頑張ってもらいたい!

西地区のチームには、全く情報無しデス。

 

フィリップ カレッジリング

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