アーク溶接機の細部をご紹介しましょう。
一番重要な部分。
ペン。電極はマイナス。
銅製のクリップはプラス極です。
こういったように溶接する母材(リング)にクリップを止め、、、
溶接したい部分をペン先に軽く接触させます。
接触する瞬間にプラズマが発生し、顕微鏡はシャッターが閉じます。そうしないと、超明るいプラズマを拡大してみてしまうと、目がやられちゃうからです。また、プラズマが発生する直前にペン先の元からアルゴンガスを噴出し、溶接部分周囲の炭化を防止してくれます。
接触→プラズマ発生までコンマ数秒のタイムラグ中にアルゴンガス噴出→顕微鏡のシャッターを閉じる→プラズマ発生・・と制御してくれます。
ペン先はタングステン製。
コレットチャックになっていて、様々な太さのペン先を装着出来ます。
用途に合わせて、色々な太さのペン先があります。
タングステンは非常に硬いので、ペン先を尖らせておくためには、通常の金銀用のヤスリでは効きませんので、工業用ダイヤがついた専用の工具で研ぎます。
まだまだこのアーク溶接機を完全に使いこなせておりません。
勉強ちぅデス。