Paris

大変な事が起きましたね。
パリの同時多発テロ。
残念です。
犠牲者の方々、ご遺族の方々に心よりお悔み申し上げます。
実は、ワタクシの長男は仕事でパリにいます。
数年前からワーキングホリデーでフランスに行き、一旦帰国しましたが、昨年ワーキングビザで渡仏。パリ市内のレストランでパティシェをしています。
息子の働くレストランは、今年1月にもあった新聞社襲撃事件や今回の多発テロの起こったセーヌ川北岸・東地区とは川を挟んだセーヌ川南岸。
「パリの複数のレストランで銃撃・テロか?」の速報で、まさか・・とは思いながらメール送ったらすぐに無事と返信あり、安心しました。「事件が起きたのはアラブ・アフリカ移民の地区なので、こっちは大丈夫」とも書いてありました。
でも、この一言は色々考えさせられます。
テロの背景にある問題。
移民問題。
更にその背景にある問題。
宗教的な問題。
民族的な問題。
テロは人類最低最悪の行為。
強盗より暴力団より悪い。
政治的宗教的背景を隠れ蓑にしますが、単なる殺人よりさらに更にタチの悪い行為。
オカネとか愛憎のもつれとかで憎くて殺してしまった・・・では無いのです。
「あいつら気に入らないから殺す」
ってのがテロですから。
人間じゃないですね。
911米同時多発テロ、イラク戦争の頃、「なんでイスラム教徒はテロに走るのか?」という疑問を持っていて、ワタクシ仕事とも趣味とも全く違いますが掘り下げて勉強したことがあります。
歴史です。
中東の歴史にその根源がありました。
大きなポイントは、第一次世界大戦のようです。
更に、
ユダヤ人・イスラエル問題。
古くは十字軍。
石油の存在。
国連が役立たずであること。
そもそもイスラム教徒は穏健な人々であること。
掘り下げれば掘り下げるほど、とても一言二言でまとめることが出来ない数千年の経緯があります。
やはり民族は、固有の地域に住み、自決して統治することが一番です。
日本は島国で地政学的に独自なので、特異的に平和です。この有利な条件の平和にボケないようにしなければなりません。なぜならば、かつて我が国も他国領土を侵略したことがあるように、他国が我が国を侵略することがあるかもしれないからです。
テロなどの事件報道に接し、追悼、怒りだけではなく、私たちの平和を考える機会したいと思います。
 

フィリップ カレッジリング

コメントを残す