気象庁発表 「2013年夏の日本の極端な天候について」

 先日、気象庁から表題のようなタイトルの報告書が発表されました。

今年夏のあまりの異常な気象現象を受けて、「異常気象分析検討会」なる専門家の集まりが分析、報告書を作成したものです。
【資料全文】
アカデミックな内容ですので、「平均気温が例年より1.2℃高かった・・」とか「降水量平年比187%(??!)だったとか・・・」つまんない内容ですけど、とってもわかりやすいグラフや図がコレ
            ↓↓↓↓↓↓↓
日本の夏の平均気温偏差の推移。
統計開始の1900年から110年間の推移はあからさまな右肩上がり。
35℃以上の日数も80年間の内ずっと右肩上がり。
2013年はまだ統計に含まれませんが、グラフの最高値が出るのは間違いナシ。
コワいのは海水温の図。
北太平洋や北大西洋、北極海など冷たい海程、温度上昇中。。。。。
う~、う~、この海水温のオハナシ、、、どっかで聞いたコトある????
確か、6-7年前の「京都議定書」、「地球温暖化ナントカ」、「カーボンオフセット」、「二酸化炭素排出既製」、、、などなどの話題の際に、多くの学者サン達が、、、、、
「地球が温暖化して北極の氷が解けて海面上昇。豪雨、干ばつ、竜巻などの異常現象が頻発」
ってなコト言ってませんでしたっけ???
気象庁の分析報告書ですから、当然ですが今年の異常気象の原因は?って言うと、「太平洋高気圧とチベット高気圧が例年より強かった・・・」と気象学的な見解のみですけど、「じゃあなんでそうなってるの??」ってなコトには触れておりません。
ワタクシ、学者じゃありませんが直感的には、、、
*東日本震災以降の原発停止に伴う火力発電倍増による二酸化炭素排出量急増と排熱増加
*中国の経済発展に伴う石炭消費急増による二酸化炭素・排熱の増加
は、2大原因ではないかと・・・
なんと日本と中国の2国で世界全体の二酸化炭素排出量の1/3を出しているそうです・・・・
中国では、石炭消費に伴ってでる煙粒子=PM2.5も年々問題化していますね。
さてさて、ワタクシ達は目先の快適な近代的生活の維持や感情的な原発反対論に流されて、子供や孫の世代に残すべき自然環境を食い潰しても良いものでしょうか???
「安い、ヤスイ」が良いコトで、なんでもカンデモ中国で生産したら安くなる・・・ってなワケで、日本国内でも生産出来るモノを、自らの手を動かさず、中国から輸入する事で経済問題(デフレーション)だけでは無く、決して効率の良く無い中国のエネルギー消費を増大させ、環境問題も悪化させているのではないでしょうか???
う~、う~、、、、異常気象のオハナシが論点ズレまくりになっちゃいました。。。
フィリップ カレッジリング

コメントを残す