カレッジリングのルーツ:シグネットリング

 カレッジリングのルーツ、シグネット・リング(印台リング)。

中世ヨーロッパでは、貴族王族の成人男子一人ひとりが持つ紋章がリングの上部に彫り込まれました。日本の家紋と違うのは、一族の同じモチーフの紋章でも、個人別にデザインが微妙に違うのです。例えば、ドラゴンがモチーフの一族でも、親はドラゴンが右を向いていて、子供は左向きのドラゴンだったり、リボンに生年が彫り込まれたりという感じです。封書にロウを垂らして、シグネットリング上部の紋章を押しつけ「間違いなく私が書いて封した」証拠としました。

 それが米国で、現在の形のカレッジリングになったそうです。
Philip College Ringでも、たまにシグネットリングの御注文を頂きます。

 
これは標準的なシグネットリング。
14金製約20g。
トップの直径で15mm前後。

最近多いご注文は、大型サイズ。
シルバーで重量30g、トップの直径約25mm


これ以上直径を大きくすると、ワタクシの指の第2関節まで届きます。

こちらは10金製、25g、トップは同じく25mm

皆さんも、家紋とかオリジナルエンブレムでシグネットリングを作ってみますか?

フィリップ カレッジリング

コメントを残す