Crazy!! 銀価格

連日の震災報道に隠れていますが、世界の商品先物価格が非常に不穏な動きです。

原油、ゴム、鉄鋼、貴金属、食料・・・昨年来からジワジワ上昇していましたが、リビアでドンパチ始まってから更に急上昇。それに加えた日本の大震災。日本国内ではなぜだか報道されていないですが、海外メディアの論調は、中東情勢に加えて日本の大震災の影響が商品相場の決定的押し上げ要因と報道されています。

震災復興に必要になる建材原料・鉄鋼・その他。考えてみれば、日本国内にはほとんど資源ありません。確かにこれから膨大な建設建築需要があるでしょう。

同じく震災後の再需要が出てくる、自動車・家電・PC携帯などIT商品に必要なモノ。つまり銅、金銀プラチナ類の金属。

震災原発事故の影響で、日本の食糧生産の大きな部分を担っていた東北地方の一次産業が生産力を落とす為、日本は更に食品も輸入増=食品価格アップ。

福島原発事故の影響で、日本だけじゃ無く世界的に原子力発電見直し機運=火力発電増=原油・石炭アップ。

う~、う~、、、論理的デス。

日本のマスコミは、震災時にもガレキとともにあった遺体の画像写真を一切報道しなかったそうです。今回の異常な世界的商品価格急騰の一因が我が国の震災にある事も報道していません。報道とは、真実の伝達なのか?なんらかの意図(配慮?)を持ったものなのか?世論を形成を意図したものなのか?その辺のバランスが問われる所ですね。

さてさて、世界的なケーザイ問題や報道問題はワタクシのオツムではこれ以上ワカリマセン。
当社にとっての大大ダイ問題は、金銀価格の上昇。

資産として金価格の動きは少しは報道等ありますが、チョー大大ダイ問題は銀価格デス。

今朝のNY・ロンドンマーケットともに、1オンス$48!!

ピンときません?

一昨年までは、1オンス10ドル位でした。
去年でも15-18ドル水準。

ところが昨年秋頃からグイグイ上昇。
年末年始に25ドル超え。
中東ドンパチ始まって30ドル超え。

日本の震災後は、「メーター振り切り」状態デス。

(London market 銀取引価格グラフ)

一昨年比4.8倍!
昨年比3倍!!

「シルバーアクセ=御手頃価格の貴金属装身具」
という概念を変えないとイケマセンネ・・・・・・・

ウチもイロイロと考えなければナリマセン。

う~、う~、う~、でも史上最高値更新の連続、あまりの急上昇、どーしたらいーの?
思考回路停止・・・・・・・・

フィリップ カレッジリング

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