カレッジリングの指サイズ 【その2:余談】

 指サイズは、各国によって異なります。

日本は「号」で表します。アメリカも番号ですが、基準が違います。イギリスでは、アルファベット。イタリアでは、かなり細かい番号制ですが、ハイジュエリー(=かなり高価なオーダーリングのみ)が1番刻みで、レディーメード(既製品)は奇数番のみです。

ウチの提携工場は、基本的にUSサイズ基準です。最初の内は、基準合わせに苦労しました。

上の表の赤文字部分の基準って、アメリカには無いのです!!!つまり18号の次は、21号!!!!!イギリスサイズでも日本基準に合せると、飛び飛びになりますよね。日本で既製品の指サイズが、「奇数号のみ」とか「偶数号のみ」とかはこの辺に由来します。

でも、せっかくオーダーメイドでカレッジリングをお作り頂くんなら、1号刻みでお作りしたい!!!と強く思い、工場と根気良く基準合わせをしました。それが上の表。

でも、実は今では、この苦労した基準合わせは無意味となりました。。。

いくら決め事しても、工場から入荷してくる半製品のサイズはズレズレのまま・・・・・・・・・・・
何度言ってもダメ。。。。。。。
いくら説得してもダメ。。。。。。。
結論は、We can’t control the finger size your requested! Give Up!。。。。。。。。。。。。。

もうイイ。
じゃあ、鋳造したらサイズ調整せずにそのまま送ってこい!
コッチで、アジャストメントする!!
ってなワケでね♪
日本では、ほとんどやっていない1号刻みのオーダーがウチでは可能なのデス。。。。。

でも、ひとつ知っておいて頂きたい事。
私達の指サイズは、血圧・体温・体調によって±1号程度変わります。
(もちろん、「太った」「痩せた」では1号以上変わります)

ちなみにワタクシの中指は、20号から22号デス。
夏場は、21号がキツいですね。冬場はゆるくて廻っちゃいます。
お酒飲んだ後は抜けない時がありますので、そのまま寝ちゃいます。

結論、、、、、、ワタクシの中指はUSサイズの「10」で何ら支障無い・・・・・という事ナンデス。。。。

だからと言って、いまさら1号刻みにお作りするこだわりを捨てるワケにもイカズ・・・・・

フィリップ カレッジリング

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