今日ご紹介するオプションは、アメリカなどには無い仕上げ方法です。
【内甲丸・面取り加工】=だから英語名ナシ
高級ブランドの幅広指輪でタマに見かける加工方法をワタクシが独自にカレッジリングに応用したものです。
画像だけでは分かりにくいですね。断面図を作ってみました。
おわかりいただけますでしょうか?
ようは、「指当たり」がスムースなんですが、特に男性に多い第二関節が太い方にお勧めのオプションです。
かくいうワタクシも、第二関節が太くて、指の腹(リングを装着する部分)の方が若干細いんですよ。。。。例えば、ワタクシの中指なんですが、第二関節部分は円周が62.5mm=22号相当 ですが、指の腹は61mm=20号相当。
だから、第二関節を痛く無く通る指輪を着けると、指腹でグルグル回っちゃう位ユルくなります。
でも、20号だと着脱時に、関節イタくてダメ!21号だと、「う~・・・・・・・・・」とグリグリすると何とかヌケます。大体、指輪は着ける時はナントカ入っちゃうんですけど、ヌク時が大変。(皆さん、あまりご存じないですが、ワタシタチの指は血圧や体調で、10%前後増減するんです。つまり、20号の方は19-21号の間で上下するんですよ)
ある時、ティファニーのメンズリングの古典「コンケーブ1837」という品物を見たんです。ティファニーは、女性が大好きなブランドですが、創業当時は、オカネモチや貴族の男性が主客層だったそうで、古いラインナップはメンズ向けジュエリーやシルバー製ステーショナリーなどが充実してます。この「コンケーブ1837」も、ティファニーの創業年1983年のライン。リング幅20mmの幅広。
この「コンケーブ」が上の断面図のような構造になっていて、第二関節の太い=「節くれだったオトコ」の指でも、ストレス無く着脱できる工夫がされているのに気付きました!!!
要するに、リング中心部分の直径は21号で、リングの淵は22号デスね。
そこで、試行錯誤で自分で着ける分のカレッジリングで、幾度となく試し加工。
うー、うー、うー、ナントカ出来ましたがナカナカ大変。。。
正直申しまして全て「勘頼り」の手作業デス。
でも、自分自身で着けて見て、とってもラク!着脱楽々!イタくナイ!
ご希望の場合、ガンバッテこの加工シマスので、「節の太い方」、御用命下さい。
【内甲丸・面取り加工】←詳しくはコチラ
※注※ 第二関節の方が細い方が、このリングを着けると、手を振ったりして遠心力が働くと「スポっ」と抜けてしまう事がありますので、そのような方には不向きデス。