上総一ノ宮名物 【霧】

 外房上総一ノ宮の夏の名物のひとつが、「霧:きり」です。


この写真、夕方5時撮影なんです。

海岸から300m位の農道の交差点。
両側がタンボ。
更に100m位先の交差点の青信号が、かすかに見える程度=視界50m前後?

九十九里浜の最南端に位置する一宮町の沖合は、とっても良い漁場なんですが、一年中結構水温が低いんです。

特に今年は冷たくて、海面で20℃から24℃程度。
ヒヤーっとする水温です。
同時期の御宿や鴨川などの南房総は、26℃。
湘南は、27-28℃。

サーフィンする時も、水温25度越えればトランクス(上半身裸)で楽しめますけど、20℃台前半だと、真夏でも半袖長ズボン(シーガルウェットスーツといいます)が必要。

そして、この冷たい海水面と今年のような35度近い真夏の気温差が、朝夕の濃い霧を発生させます。ほぼ毎日・・・・。

朝夕に霧が発生するもうひとつの理由が、「風が止まる時間帯」だから。
風通しが良くなれば、トーゼン霧は晴れます。

昨日も、夕方5時頃に風が止まり、仕事も一段落したので、近くの海岸にサーフィンに行きました。
本当に波不足の今年ですが、結構波が上がり、胸~肩近いサイズの波があり、ホイホイ♪!!ラッキー♪

ゴキゲンでサーフィンしてたら、沖合がだんだんかすんで来ちゃいました。
「キタキター」
30分もすると、濃い霧で視界不良状態。
この状態でサーフィンしているのは、ちょっとキケン。

サッサと上がり、帰り道で撮った写真が上の画像。

私たちは、30分位でも「あ~あ、、、来ちゃったよ~」であきらめて海から上がれますけど、東京や埼玉から高速道路で2時間近くかけて来た人たちは、あきらめきれませんよねー。。。。

でも、本当に濃い霧の時はキケンですから、直ぐに海から上がって下さいね。
流されたら発見出来ませんし、サーファー同士の衝突事故が絶えません。
また本当に霧が濃くなると、方向感覚が失われて、どうってことない波を思わぬ方向から喰らって、ヘンテコな体勢でコケると大けがのもと!

フィリップ カレッジリング

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