ラピスラズリ

カレッジリングにも、オプションの天然石としてリクエストされる方がとっても多い石です。

 ラピスラズリ:
(lapis lazuli) は、方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石黝方石など複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体半貴石である。和名は、瑠璃(るり)又は天藍石(てんらんせき)

出展:Wikipediaより

ラピスの原石

パワーストーンとしてもとっても有名ですね。

古代から「聖なる石」として、クレオパトラが大好きだったとか、ツタンカーメン王のマスクの青の顔料に使われたり(これホント)。災いを洗い流してくれるとか、強力な邪気でも払い除けるパワーがあるとか、知恵を増し決断力を高めるとか言われています。

何と言っても、深く美しい濃紺色にビミョーに入ったネット(模様)がとっても美しい石です。

シルバー製卒業記念リングに載せた例

でも、ターコイズ・タイガーアイ・ラピスの3種は、なかなかワタシにとっては悩みのタネの石なんです。

何故かといいますと、カレッジリングは石座のワクの大きさが先に決まっているので、それにぴったりの石がなかなか見つからない・・・・・。標準的なスタンダードモデルだと、11mm×9mmの楕円形なんですが、、、、、、

ピッタリサイズが見つからない場合がほとんどなので、一回り大きめの石を買って、研磨屋さんに持ち込んでリカットしてもらっています。

次に発生する問題が、リカットした表面が「削ってみてビックリ。。。。」の良く無い状態が発生する事がシバシバ。

例えば、↑↑↑ こんな感じで「シミ」みたいに模様が出たり、でっかいス穴が空いていたり。。。。

ビーズのブレスレットの玉の1個がちょっとヘンテコ・・・はOKでしょうけど、1点もののカレッジリングに、「ちょっとヘンテコ・・・」な石をお載せする訳にはイキマセン。。。。。研磨屋さんから、「でちゃったよー」と電話が来ると、「またか・・・」のあきらめモード。再び、東京都内の天然石屋さんを回って、よさげな原石探し・・・・3回程繰り返した事もあります。

でも、その状況は御注文主様にとっては、ただの納期遅れですから、手間賃ちょーだい とは言えません。。。。。

ラピス・ターコイズ・タイガーアイをリカットに出す時は、いつも「キレイにリカットされてね」と石に言い聞かせるようにしています。

18Kに載せた例

フィリップ カレッジリング

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