9金 知ってますか?
日本ではほとんど聞かない言葉ですね。
Au(金)37.5% その他(Ag:銀 Cu:銅)62.5% の ゴールドです。
その他のAg(銀)の割合を多くすると、淡く上品な黄色のゴールドになります。
この9K、イギリスで一番人気があるゴールドの種類なんです。
不思議ですねー。
なぜかと言うと、イギリス王室やウェールズ王室など英国連邦内のロイヤルファミリーの調度品やジュエリーに9Kが使用されていて、「Royal Gold:ロイヤルゴールド」とか「British Gold:ブリティッシュゴールド」とかの別名で呼ばれていて、親しまれているんです。
日本風に言うと、「皇室ご用達の金」ってとこでしょうか?
この9K、じゃあロイヤルファミリーで何に使われてるかっていうとですねー
(ここから先は、知人・友人等等に聞いたハナシを総合して)
まずカトラリー:ナイフ・フォーク・スプーンなど
ワインラック、フルーツボウル、コースターなどのテーブルウェア類
名刺入れ、ペーパーオープナー、ぶんちん、ブックマーカー、万年筆などのステーショナリー
ベイビースプーン、写真立て、ネームプレートなどのギフト品
ティアラ(王冠)、ネックレスやブレスレットなど
ただ、ティアラやブレスなどは、天然のエメラルドやサファイヤ、アメジスト、ダイヤモンドなどなどの希少な宝石を散りばめた品の台座として9Kが使用されるそうです。。。。。
エリザベス女王のティアラとネックレスが写ってます。ほんのり黄色の地金が9Kですね!
先日、英国内の伝統のある某有名大学にてMBAの学位を取り、弊社にMBA学位を刻み込んだカレッジリングを御注文されたお客様(日本人です)が、学位授与式にイギリスに行った際も、街のジュエリーストアやギフトショップでは、9Kが主流だったとおっしゃってました。。。
そのMBA学位のカレッジリングを、御本人様の御了解を得て「カレッジリング博物館」に展示させて頂きました! (プライバシー保護の為、一部を見えなくしてあります)