昨年末にシルバーの変色防止薬剤の実験をしていることをお伝えしました。
http://news.philip-collegering.com/?day=20191227
1か月経ち、結論が出ました。
今まで長年使ってきた「コノシュアー」+「ナノジュエリー」よりも、新たに発売された「シャイニング」+「シルキープ・ネオ」に軍配が上がりました。
アルカリ薬剤「シャイニング・シルバークリーナー」
変色防止保護膜形成剤「シルキープ・ネオ」
同じバッチでキャストしたシルバーリング4個を、
検体1=シャイニングに浸漬+ナノジュエリーで被膜形成
検体2=シャイニングに浸漬+シルキープで被膜形成
検体3=コノシュアーのみ
検体2=シャイニングのみ
1か月間、工房内に裸で放置。
ぶっちゃけ、全部大きな変色は見られず全て合格ラインは超えておりますが、細かく比較すると↓↓↓↓↓のようにシャイニング+シルキープ連合の勝ちです。
検体1と2の比較
一見、差が無いように見えますが、、、検体1をよく見ると少しだけ黒く変色した小さな点が複数見られます。
石座の文字の隙間にも検体1には変色が始まっている様子がありますが、検体2は全く変色の兆し無し。
検体3と4は、いずれも変色要素は見受けられませんでした。
強いて言えば、やはりコノシュアーの検体3に少しだけ黄色みがあるかな?
ってなワケで、Philip College Ringのアルカリ薬剤はシャイニングに、変色防止剤はシルキープ・ネオに変更となりました。