1泊のとんぼ返りですけど久しぶりに名古屋に帰省してきました。
名古屋駅のセントラルなんとかタワー
帰省と言いましても、正確にはワタクシは名古屋は生まれ故郷ではありません。出生地は熊本県で、父の仕事の関係で岡山、大阪、岐阜と幼少期に転居し、名古屋に落ち着いたものです。ワタクシは幼稚園から会社に就職して関東に出てくるまで、名古屋で過ごしました。両親は未だに名古屋に住んでおりますので、「生まれ故郷」ではありませんが「実家」です。
新幹線で名古屋着がちょうどお昼頃で、13時半から用事があったので駅周辺で昼ごはんを食べようかな???と車中で考えていました。そう言えば「ナゴヤめし」が有名ですが、わたくしの名古屋時代は「ナゴヤメシ」という言葉すら存在していませんでした。
「味噌煮込みうどん」、山本屋本店ってのが有名のようですが、ワタクシは山本屋では食べた事ありません。山本屋より地元で有名なのは「サガミ」といううどん・和食料理のチェーン店でしたね。サガミでなら味噌煮込みうどんを食べた事、何回もあります。
「あんかけスパゲティ」は、よく食べました。あまり上品な食べ物ではありませんねーーー。腹減った若者にはちょうどよかったですけど、しょっちゅう食べたいと思いませんでした。
「手羽先」。居酒屋チェーンの「世界のやまちゃん」の手羽先で有名になりましたが、「やまちゃん」自体がワタクシが関東に出た後の創業らしいので、ワタクシは「やまちゃん」に行ったこともありません。ワタクシの名古屋時代は特に手羽先が名古屋名物ではありませんでしたが、名古屋近郊は養鶏が盛んでしたので、まあ、近所の肉屋さんなどで手羽先(揚げ・蒸し)は子供時代の日常のお惣菜でしたけど。
名古屋地元では明治時代創業の名古屋コーチンを扱う「サンワのわかどり」が老舗中の老舗で有名でした。住居近くの商店街に「サンワ」のお店があり、母も良く利用していました。「サンワ」の名物は「丸鶏」「半割り」と言われる名古屋コーチンのローストチキンでした。これ「ナゴヤめし」で有名になっていませんけど、数ある名古屋の食べ物の中でワタクシ的ダントツ1位のおすすめです。
「天むす」は、私の子供時代には存在していませんでした。確か「天むす」は三重の津か桑名のソウルフードだったはずです。「ひつまぶし」も同じく三重の名物でしたが、いつの間にか「ナゴヤめし」になっちゃっていましたねーー。三重県とは言っても桑名や津、四日市あたりは名古屋経済圏ですからねー。
「台湾ラーメン」、これ発祥から有名になるまでよく知っております。名古屋の繁華街「今池」に本店がある「味仙(みせん)」という台湾料理店が発祥。確か50年程前の創業なのでワタクシより若いです。
ワタクシ、今池中学校でしたので中学校から徒歩3-4分の繁華街に味仙(本店)が出来た事を記憶しています。ただ、今のようにポピュラーな店ではなく、深夜4時頃まで営業する「水商売の人たちご用達」の台湾小皿料理居酒屋でした。従って小中高校生の頃は近寄らない店でしたね。
そしてワタクシの実家が今池から名古屋市東部の名東区に引っ越したのですが、引っ越し先の徒歩圏内に「味仙2号店」が開店。こちらも午前3時か4時までの深夜営業でしたので、成人してからは友人たちと夜中までマージャンして、終わってからよく味仙にメシ食いに行きました。ビール飲みながら青菜炒めとアサリ炒めをツマミにして、締めに台湾ラーメンでしたね。別にウマい訳じゃありませんけど、若者が飲んで酔っ払って味覚を無くした状態の締めの炭水化物としては、やたらと辛くてちょうどよいジャンクフードです。
まあ当時は味仙も地方に数店舗あるローカル繁盛店って感じでしたが、これもワタクシが関東に出た後の激辛ブームでTVなどで紹介されて全国区になったものです。
さてお昼ごろの到着し、駅地下をブラブラ・・・なんとファミリーレストラン風になった明るい開放的な「味仙 名古屋駅店」があるじゃありませんか!!!
久々に台湾ラーメン食べました。
相変わらず無駄に辛くて、美味しくありませんでした。。。
スープ、ほぼ全て残しました。
ワタクシ的おすすめナゴヤめしランキングは、
1位 サンワのわかどりのローストチキン
2位 きしめん
3位 どて煮
4位 すがきやのラーメン&クリームぜんざい
ワタクシ的ナゴヤめしじゃないのにナゴヤめし化されている料理は、
・天むす
・ひつまぶし
・えびふりゃー
・手羽先揚げ
ワタクシはあまり好きではないけど、これぞザ・ナゴヤめしは、
・小倉トースト
・みそかつ
・みそおでん
・味仙の台湾ラーメン
・サガミの味噌煮込みうどん
・あんかけスパゲティ
以上、久々の帰省で記憶が蘇ったナゴヤの食べ物ブログでした。