会社名変更のお知らせ

拝啓

時下ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。さて、弊社は以下のように会社名を変更致す運びとなりました。

旧社名: 有限会社フィリップカレッジリング


新社名: 有限会社フィリップチャンピオンリング アンド カレッジリング


詳 細: 後述


皆様のお蔭で弊社はチャンピオンリング/カレッジリング作りを専業として18年目を迎えました。2020-21シーズンは、プロ野球:福岡ソフトバンクホークス様、Jリーグ:川崎フロンターレ様、B.LEAGUE:千葉ジェッツ様、ラグビー:パナソニック・ワイルドナイツ様、アメフト:オービックシーガルズ様と国内主要球技全てのチャンピオンリングをお作りさせて頂くまでに至りました。

現在、弊社売上の過半はチャンピオンリングとなっており、会社名と事業実態の乖離がございました。そこで会社名を上記のように変更致します。長い社名ですので略称は「フィリップチャンピオンリング」とお呼び下さい。


しかしながら、昨今のDtoC(ダイレクト・トゥ・コンシュマー)の流れとネット通販のめざましい成長に対応すべく、カレッジリング事業もウェブでの直販体制を中心に継続・強化する所存です。「フィリップカレッジリング」はカレッジリングの小売・卸売ブランドとして継続使用して参ります。

今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

2022年4月吉日
敬具
 
有限会社フィリップチャンピオンリング アンド カレッジリング
代表取締役 渕上 祥司


会社名変更日:2022年5月1日

本 社 :   千葉県長生郡一宮町一宮3442-15 変更なし

ラボラトリー: (事務所・工房) 千葉県長生郡一宮町一宮3466-13 変更無し

電話番号: (代表) 0475-42-3336 (フリーコール)080-6001-178  変更なし

FAX番号: 新:050-345-8080 (e-fax) 変更有り

代表email :   info@philip-collegering.com  変更なし

ウェブサイト:   https://philip-collegering.com/  変更なし

楽天市場ショップ: https://www.rakuten.co.jp/philip-collegering/ 変更なし


銀行口座: 口座番号は変更ありませんが、会社名が変更になります。


   口座名義:有限会社フィリップチャンピオンリングアンドカレッジリング
   カタカナ表記:ユ)フィリップチャンピオンリングアンドカレッジリング

CDやウェブでのお振込み手続きでは、銀行名・支店名・預金区分(普通)・口座番号を入力すれば、自動的に上記のように新社名が反映されますので、そのままお振込み頂けます。振込用紙でお手続きの場合のみ、必ず新社名をご記入下さいますようお願い申し上げます。

ロゴマーク

チャンピオンリング事業では右のChampion Ringロゴを使用し、カレッジリング事業では左のCollege Ringロゴを使用して参ります。

会社紋章

チャンピオンリング・カレッジリングの本場アメリカにオマージュし、アメリカ合衆国の国鳥「白頭鷲」に日の丸を入れたものです。

弊社では、今後とも技術・デザイン力・サービスに注力し、最高品質のチャンピオンリング・カレッジリングをお作りして参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

以上

フィリップ カレッジリング

価格改定について

2022年3月吉日

各位殿

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。皆様におかれましては平素より書く別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

Philip College Ringでは、昨今の市場環境を鑑み、以下のように商品・サービス価格の改定を実施させて頂きます。

実施時期: 2022年3月下旬

改定の概要:
① コロナ禍とウクライナ紛争の影響で金価格が急騰しております。しばらくの間、ゴールド商品につきましてはご注文時の都度お見積とさせて頂きます。

②銀価格相場は比較的安定していますので、シルバー商品についてはほぼ据え置き・一部商品は価格を下げるなどの改定です。

③型代・オプション料金等につきましては、燃料価格の上昇を受けた運送費のアップなど一般経費の増加により一部の価格を上げさせて頂きます。

各商品・サービスによって据え置き・値上げ・値下げが混在しますので、詳しくは各商品ページにてご確認の程、宜しくお願い申し上げます。

ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

有限会社フィリップカレッジリング
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング

手指消毒液のカレッジリングへの影響について

長引くコロナ禍の下、かなりの頻度で手指消毒をなさっていると思います。

この手指消毒のエタノールを含むアルコール製剤が、カレッジリングの主にオプション加工に影響を及ぼしている事が判明しました。

2021年頃より「ストーン上エンブレムのぐらつき 又は 外れ」「エナメル着色の退色 又は 剥離」の修理依頼が多数寄せられております。これらの事象には、ほぼ例外なく「黒美仕上げの退色」も伴っております。

弊社カレッジリングのエンブレムは、エンブレム裏にねじ上のポスト(棒)を立て、石に穴を開けてねじ込み、工業用二液式接着剤で接着してあります。更にエンブレム角の衣服への引っ掛かり防止と接着補強の目的で、エンブレム周囲を透明樹脂で覆ってあります。エナメル着色も、エナメルの上に釉薬(うわぐすり)として高硬度透明樹脂でカバーしてあります。

ねじ状のポスト
ストーンにポスト直径と同じ大きさの穴開け
2色のエナメルの上に透明樹脂の保護膜

修理依頼された品を見ると、共通してこれらの樹脂が剥離・融解しており、黒美仕上げの退色(黒色が薄くなるなど)も伴った事象になっています。この透明樹脂は、一般的な日常では使用されない有機用溶剤(アセトン・トルエン・シンナーなど)やパーマ液や白髪染めなど強酸性液・又は強アルカリ性液では容易に融解しますが、手洗い洗剤・消毒液などでは融解しないはずでした。

しかし長引くコロナ禍の下、高頻度の手指消毒でアルコール製剤がリングに付着し、アルコール製剤に微量に含まれる成分が年単位で蓄積する事で、樹脂を脆くしている事が判明しました。


弊社では、アルコール製剤の協会に問合せ、以下の見解を頂きました。

手指消毒用アルコールは、主成分エタノール以外に以下のような成分が含まれている。

アジビン酸は、可塑剤(物質を柔らかくする)作用がある。

「クエン酸系液」は弱アルカリ性だが、蓄積すると強アルカリ性に近づく。

酢酸はアセトンなど有機溶剤と類似する化合物である。

そもそも主成分のエタノールは、れっきとした有機溶媒の1種に数えられ、様々な物質を溶解させる能力を持つ。

このように消毒液には、樹脂やエナメル、黒美仕上げを脆弱化する成分が多く含まれますが、コロナ禍以前の日常では、医療従事者か食品工場従業者以外を除き手指消毒の頻度も高くなく、その影響も軽微だったのですが、長引くコロナ禍で高頻度の消毒液がリングに接し、年単位で蓄積する事でエンブレムのぐらつきや外れ、エナメルの退色や剥離、黒美仕上げの剥離につながっているものです。


以下は納品後、寝る時以外常時着用され、高頻度で手指消毒をされていらっしゃったお客様のリングで、トップのエナメル保護膜が融解し、黒美仕上げがかなり薄くなっています。

もちろん、このような場合はPhilip College Ringにお預け頂ければ、メンテナンス&ケアを行い、エナメルと保護膜の再形成、黒美仕上げの追加を致します。

しかし、まだ終息の見えないコロナ禍の下、同様の高頻度での手指消毒をされ、それがリングに付着する事で、再び同じ事象になる事は明らかです。

そこでエナメルやエンブレムのオプションがついているカレッジリング・チャンピオンリングのユーザー様におかれましては、手指消毒をされる際にはリングを外す、若しくは消毒液がリングに直接掛からないようにするなどの配慮を頂けますようお勧め致します。

また、非常に基本的な事柄ですが、カレッジリング・チャンピオンリング以外の一般的なファッションリングや結婚指輪でも、食品工場従業者・調理従業者・医療従事者等、手指消毒や洗浄の頻度の高い職場では「指輪の着用禁止」となっています。これは、指輪と指の間に菌の付着があったりするとともに、消毒薬(主にエタノール)が宝石や装飾に悪影響を与えるからです。

しかし、弊社からユーザー様がどのような場面でリングをご着用されるかは制約する立場にはございません。

また、ターコイズ・タイガーアイなど多孔性の石は、アルコール製剤の付着蓄積で退色・変色の可能性がありますのでご注意下さい。

標準仕様のカレッジリング

エンブレム等のオプションの付いていない標準的なカレッジリングでは、高頻度の消毒液付着は黒美仕上げが薄くなる程度の影響です。

2022年2月
Philip College Ring
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング

納期の若干の不安定化について

2022年1月29日

お客様・取引先様各位

いつも大変お世話になっております。現在、納期が若干不安定化しております事をお知らせ致します。

日本・世界各地で猛威をふるう新型コロナウィルス・オミクロン株の影響等でサプライチェーンが不安定化しており、部材・工具・消耗品類の入手に想定外の影響が出るケースが発生しています。

例えば、海外メーカーに部材を発注した際に、メーカー工場内でクラスターが発生し、半休業状態になってしまったケースがありました。また、調達部材が現地から出荷されても、空港業務がコロナ感染・接触者の多数の減員で国際宅急便の予期せぬ遅延などが散発しております。

また、よく知られている半導体不足などの影響で、設備の補修部品の入手が3か月待ちなどのケースも発生しています。

Philip College Ring社内にコロナ感染者・濃厚接触者等はおらず、正常に稼働しておりますが、上記のような原因で思うように工程が進まない状況が散発しております。それらの問題は、生産に致命的な悪影響を及ぼす事柄では無いものの、その発生・状況・解消に想定外のケースが多く、具体的に【納期が*週間遅れます】と明言出来るものではありません。

従いまして、しばらくの間、ご注文時にご提示する納期に幅を持ってお示しさせて頂きたく存じます。

ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

有限会社フィリップカレッジリング
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング

ウェブ・ブログを含めたSNS等について

今年2022年からのPhilip College Ringの情報発信についてのお知らせです。

Philip College Ringが事業を始めた2005年頃、多くの企業がホームページを立ち上げた時期でしたが、まだまだ会社の紹介ツールは紙のカタログが主力でした。Philip College Ringは地方の弱小工房ですのでウェブサイトは情報発信ツールとして当初から重視し、幾度ものシステム変更をしながら今に至ります。

今後も、有限会社フィリップカレッジリングとしての情報発信のメインはPhilip College Ringウェブサイトです。

Philip College Ringの事業は、チャンピオンリングを始めとするスポーツチーム(プロスポーツ運営企業さん)や百貨店・専門店を展開するブランド(小売企業さん)向けの卸売が主力ですのでPhilip College Ringウェブは会社紹介・商品紹介、つまり会社案内カタログ的な位置づけです。


Philip College Ringウェブに次ぐメディアとして「Philip College Ring楽天ショップ」が2020年に開店しています。

「Philip College Ring楽天ショップ」は、個人のお客様に直接カレッジリングを販売するオンラインストアです。モノを作るメーカーが直接エンドユーザーさんに販売する「DtoC」(ダイレクト・トゥ・コンシュマー)が世界的な流れとなっており、コロナ禍を契機にその流れが一挙に加速しつつあります。

Philip College Ringは、もともと「1個からお作りするオーダーメイド・カレッジリング」でDtoCも十分可能なビジネスですので、ネット通販のノウハウを得るために日本を代表するECショッピングモールの楽天市場さんで切磋琢磨しようと取り組んでおります。


ちょっとアカデミックにEC(ネット通販)市場を分析します。

経産省調査による日本でのEC市場規模は、19兆2779億円との事です。グラフをみてわかる通り、完璧な右肩上がりです。2020年の合計額の微減は、コロナ禍で旅行・ホテル予約・チケット販売などのサービス分野(緑色部分)が激減した影響で、物販系(青色部分)は30%近い伸びです。

日経新聞に出ていたアメリカにおけるEC売上は、2022年に1兆ドル(約115兆円)の規模になるそうです。人口が日本の約3倍の米国ですので単純に1/3にして人口1億強分とすると38兆円と経産省統計の日本のEC市場19兆円の2倍となります。つまり日本でもEC市場はまだまだ2倍程度の伸びしろがあるという意味です。

またIT技術の進歩で、商品の見せ方も動画やローテーション(360度回転画像)、そしてカスタマイザーと呼ばれる高機能ショッピングカートの登場などでPhilip College Ringのような「カスタムメイド・オーダーメイド=注文方法が難しい」商品もネット上で十分に商品説明・ご注文が出来る世の中です。

「Philip College Ringウェブ」「Philip College Ring楽天ショップ」はともに「より見やすく」「より分かりやすく」「より注文しやすく」するように注力して参ります。


そしてSNSですが、Philip College Ringウェブの子サイトとして「カレッジリング・ブログ」で約12年に渡ってほぼ毎日情報発信を続けて参りました。

しかしFacebookの登場を皮切りに、Twitter、LINE、You Tube、インスタグラムその他のSNSメディアが雨後のタケコノ状態で乱立しブログの情報発信力は地盤低下しております。Philip College Ringでも、「バスに乗り遅れるな!」とばかりにほぼ全てのSNSに取り組みましたが、少々混乱気味です。

ようは各々のSNSメディアの特性や利用者層を十分に理解せず、あたふたと情報発信してしまい、どのSNS上でも不完全なコンテンツで、連動性と計画性の不足、投稿に費やす時間が掛かってしまい効率的ではないという現状です。

そこで、今年から「Philip College Ringウェブ」「Philip College Ring楽天ショップ」を側面サポートするサブツールとしてのブログやSNSでの情報発信を見直すように致します。

まず、当カレッジリングブログの更新頻度は毎日ではなく、月数回程度の納期や「大切なお知らせ」など必要最低限の情報発信にとどめるよう致します。

そしてSNSでは全SNSメディアにバラバラと情報発信する訳ではなく、Philip College Ringユーザー様、潜在ユーザー様に効率的かつ効果的に情報をお届けする方法・タイミングなど再検討させて頂きたく存じます。

当面の間、Philip College Ring Facebookとインスタグラムは継続致します。

動画版カレッジリング博物館としてYou Tubeも継続しますが、新規投稿頻度を一旦下げさせて頂きます。

Twitterアカウントについては閉鎖致します。


「カレッジリング・ブログ」を永年、お読み頂きました読者さん方には大変感謝しております。わたくし自身も12年間も続けてきたブログ投稿が無くなる(大幅減)は、少々寂しい思いではありますが、これも時代の流れという事で。

何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

2022年1月吉日
フィリップカレッジリング
代表取締役 渕上 祥司

フィリップ カレッジリング